コンセプト作り
お店をつくるときに「コンセプト」は欠かせません!
僕は、コンセプトこそが全て!と言い切って良いほど1番重要なものだと考えます。なぜなら、コンセプトこそがお店の個性、方針を決めるだけでなく、そこで働く人、オーナーの人生を決めてしまうものだからです!
コンセプトの役割は、羅針盤のように、お店の方向性を示すものです。季節イベントや新しい商品、サービスを提供するときも、コンセプトに沿ったものになるのが一般的だと思います。どんなに売れている良いお店も、コンセプトの変更で失速していく様子を何度も見てきました。
コンセプトは一つに絞る必要もなく、同じお店の中にいくつかもコンセプトを持っていることも多いです。当然変化していくこともよくあります。
ですが、一番根っこにあるグランドコンセプトだけは絶対にブラしてはいけません。
スイーツワンダーランドアラキのグランドコンセプトは「幸せの風を届ける」「家族、大切な人との記念日を演出する」です。
コンセプトには、いくつかの役割があり、その中でも一番重要なのが、僕がグランドコンセプトと呼ぶ、お店の運営方針、未来予想図そのものなんです。多くのコンセプトに関わる本や解説では、この部分も含めて様々な役割があるコンセプトを全て一括りで書かれていることも多く、しっかりと読み込まないと誤解してしまうこともあるので注意が必要です。グランドコンセプトを作るには、しっかりとした準備と手順が必要です。
一般的な様々な役割に使えるコンセプトを作る場合には、「5w2h」と呼ばれる手法が一般的です。
・why 「何のために」・who「誰に」・what「何を」・where「どこで」・when「いつ」・how「どのように」・how much「いくらで」
これを決めていくだけでも、イメージが明確になっていくと思います。ここに、お客様目線を加えていけば、一般的なコンセプトは仕上がっていきます。
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