陰キャで良かったと思うこと3つ【陰キャ論】
■ 1)『適度な疎外感』が楽しさを生む
何をするにしても大切なことは『時間』です。
時間が生まれないと
何を考えることも実行することもデキません。
そして、その時間を生み出すために必要なことは
『適度な疎外感』
であると思います。
『誰かに構われない時間』
『あえて誰ともコミュニケーションを取らない時間』
『1人で没頭する時間』
これを確保しないことには
なんにも手に付きません。
今、自分はnoteに日記を書いたり
YouTubeで動画を上げたり、
筋トレしたり、
ゼロ秒思考メモで一日20枚くらいメモを書いたり、
色々やっています。
こうしたことは
いわば
『暇な時間』
をあえて作ることで生み出されます。
誰にも干渉されず、
自分が思ったとおりに何かを実行できる喜び
これを味わうためには
適度な疎外感が必要だと思っています。
中学生くらいのときは
自分が目立たないことにコンプレックスがありました。
でも結局のところ、
陽キャグループの人たちとは
話も雰囲気も合わなかったんですよね。
一緒に居ても楽しいわけじゃないし。
そして、大人になって思うのが
『小学校や中学校の友達になんて
会いませんし、会おうとも思いません。』
ってこと。
『たかだか中学校なんていう狭いコミュニティの話だから、
そんなもの気にしないで
大人になってから気楽に楽しみ見つけな!』
過去に戻って自分に話書けることがデキるなら
そう言ってあげたいですね。
中学校までは暗い自分が嫌いでした。
そして、そんな私は『高専』という特殊な学校に行くわけです。
私は昔から理系の科目だけは得意でした。
図工の時間は好きだったし
理科の実験も好きだった。
とりあえず、
『何かを作る』
ってことがおもしろかった。
ま、逆に文系科目は悲惨でしたがw
そんなこんなで理系脳の私。
理系の学校があるってことで
高専に進みました。
工業高校という選択肢もありましたが、
正直、そっちよりも高専の方が設備が充実していた。
ってことで高専一択。
高専に進んでみると
今までの中学校の雰囲気とはかなり違いました。
服装も自由。
髪色髪型も自由。
かなり自由な校風です。
とはいっても校則はしっかりしているので
出席率が悪かったりすれば簡単に留年しますし、
勉強も結構ハードです。
レポートなんて毎週あります。
毎年、進級する度にクラスから3人くらい居なくなってます。
でも、自分にはこの高専の校風がとても合っていたと感じます。
とっても自由。
それにみんな結構似ている部分があって、
『我が道を行く』
ってなパターンの人がたくさんです。
そんなドライな関係がとっても良かった。
中学生の頃みたいに
クラスで何かをしないとイケないって雰囲気が嫌いでした。
『なんで自分が好きでもない人と協力すんの?』
そう思ってましたからね。
正直、これは今でも思いますが。
こうしたドライな人間関係は悪いものではないです。
なぜなら結局自分の人生の楽しさについて考えるのは
自分が1人のときだからです。
自分が1人のとき
適度に疎外されている状況のとき
そんなときに楽しいことをやったり
思いついたりします。
抽象的な表現かもしれません。
でも本気で思っていることです。
■ 2)好きなことだけやってると、結局『友達はデキる』
社会人になり、
新しい楽しさを見つけようと
1人で飲み行くようになりました。
特撮オタクの陰キャ野郎が飲み行くのはどこかと言えば、
アメコミ好きの店長がやっているバー。
そこに行っては店長さんや店員さんと
大好きなヒーローのことについて語ります。
アメコミから話題は転じて
映画でもアニメでも
映像作品のことについてなら
なんでも話していました。
そんなことをしていると
そのバーの常連さんに
同い年の男の子が居ることを知ります。
そしてその子がお店に来たときに話をして
そこで仲良くなり、
結局今でも連絡を取り合ってご飯に行ったりする仲です。
なんやかんやで3年以上の付き合いになります。
社会人になってからの新しい友達でも
長く付き合いは続きます。
そんな風に
自分が属しているコミュニティだけじゃなく
ヒョンなことから友達はデキます。
そしてそれは
『好きなことをやっているから』
好きなことをやり続けてみると
結局のところ、
同じ趣味を持つ人と知り合います。
これは不思議ですが本当です。
結局、趣味が同じ人同士って引き合うんでしょうね。
そういう同じ趣味の人となんてことない話をする。
こんなにも楽しいことはないと感じています。
■ 3)同じように苦しそうな『人の気持ち』がわかる
普段の生活で悩みを抱えることってなんでしょうか?
人それぞれですが、
『人間関係に悩んでいる』
って人も多いのでは?
コーチングサービスを提供している中で
この悩みはほとんどのクライアントさんが吐露していました。
過去に人間関係で悩んだことがある人が
ココまでいるのか!と驚きましたね。
そうした悩みの根幹にあるものとしては
『自分は今のままでイイのか?』
という誰かに言われたわけでもないに
劣等感を感じてしまうことです。
人間関係での悩みっていうのは
根本的には
『自分がどう思われているのか?』
がハッキリとわからないという状況から生まれます。
わからない=不安=ストレス
になるんですね。
私もこの心苦しさがわかります。
周りの目を気にして生きていましたから。
そして、そうした心苦しさを知っているからこそ
そうした悩みを抱える人の話を本気で聴くことがデキる、
そう感じます。
クライアントさんが話す苦しい感情について
本気で共感することがデキる。
その理由は、
自分も悩んだことがあるから。
こうした他人の痛みに敏感になって
共感してあげることがデキるというのは
とても大きな力だと思います。
共感が生まれてこそ
人間関係というのは深まって行きますからね。
自分が陰キャだったからこそ
クライアントの心苦しさに共感できた。
そして、その結果、
クライアントの本音を聞き出すことがデキた。
コーチになってから
『意外と陰キャでも良かったんだな』
と心のそこから思えました。
心苦しさへの共感力
これは陰キャの人なら
多くが持っていると思います。
● あなたは『そのまま』でいい
陰キャ暦=年齢
の私が勝手に考えることを
ダラダラと書いてみました。
この記事が
陰キャで心苦しさを感じている人の目に触れ
『意外と自分は今のままでいいのかも』
と少しでも心が軽くなれば幸いです。
陰キャも悪くないです。
というか
陰キャで良かったとすら思っています。
本気で。
今のあなたは
今のままでイイ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまた:D