【essay 32】水分補給の重要性
ハッタリストです。今日は水分補給の話をします。
気温と湿度が増すと、私たちの体は自己冷却のために汗をかきます。その結果、水分と一緒に重要な電解質も失われます。このような状況では、適切な水分補給が必要となります。
私たちの体は約60%が水でできており、その水分が全身の機能に重要な役割を果たしています。それは血液の循環、栄養素の運搬、体温の調節、そして消化に至るまで、身体全体の健康と機能に直結しています。
では、どのくらいの量を飲むべきなのでしょうか?一般的なガイドラインとして、女性は毎日約2.2リットル(9カップ)、男性は約3リットル(13カップ)の水分を摂取することが推奨されています。これには、飲み物だけでなく、食べ物から得られる水分も含まれます。しかし、運動量や気温、個々の健康状態などにより、これらの数値は変わることがあります。
水分補給は、ただ水を飲めばよいのではありません。電解質(ナトリウム、カリウム、カルシウムなど)のバランスを保つのも重要です。運動や高温環境で大量に汗をかくときは、電解質入りの飲料を選ぶことを考えてみてください。また、一部のフルーツや野菜(バナナ、オレンジ、カボチャなど)は天然の電解質源としても優れています。
過剰な摂取も注意です。体内のナトリウムレベルが危険に低下する「水中毒」となり、深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。何事も適度とするのが重要です。
ところで昔は今とは反対に、部活動などの運動中は水分を補給しないのが正しいとされていたようです。先日、私の友人はゴルフの間、水分を極力取らないように努めていました。「君、それは古い考え方だよ」と諭したところ、「分かっている。こうした方がこの後のビールが数百倍美味いのだ」と返されました。身体はって生きている人がいたものです。
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