ズボラな自分を変えるたった一つの習慣
あなたはズボラだと周りから言われたり、自分で感じることはありませんか?「部屋がいつも汚い、休日にダラダラしてしまう、身だしなみに無頓着」など、ズボラな自覚はあるけどなかなか治せない。そんな悩みを持っている人もいるかと思います。そういう私自身もめちゃくちゃズボラで、部屋はいつも散らかっていて、何かとやりっぱなし。ダラダラ癖が抜けず、いつも時間を無駄にしては自己嫌悪に陥っていました。
今回の記事ではそんなズボラで悩む方に向けて、ズボラな自分を変えるための習慣について解説をしていこうと思います。
■ズボラな人の特徴
ズボラを改善する話の前に、まずはズボラな人とはどんな人なのでしょうか?一般的にズボラな人というのは、以下のような特徴があります。
・大雑把
・掃除が苦手
・休日にダラダラしている
・物をなくす
・ごみの分別が苦手
・時間にルーズ
・約束を守らない
・お風呂に入らない
・身だしなみに無頓着
ざっとこれだけ挙げましたが、客観的に見るとこれに全部当てはまる人がいたら結構やばいですよね。なかなかこの特徴すべてに当てはまる生粋のズボラの人はなかなかいないと思いますが、ズボラ癖を治すのがいかに重要なことかというのは、これを見てもらえば分かると思います。
■ズボラになる原因
ではズボラになる人の原因とは何なのでしょうか?
ズボラになってしまう原因はいくつか考えられますが、本人の性格や家庭環境、日々の習慣などが考えられます。本人の性格であればどうしようもないと思ってしまいますが、私も性格上、ズボラな人間なので気を付けていないとその片鱗がすぐに出てきてしまいます。
ただ、このズボラな一面というのは性格の違いで大小はあっても、基本的に誰にでも備わっているものであり、ズボラな人かどうかというのは、めんどくさいと思う感情をコントロールできるかどうかの違いだと思います。
自分のズボラな一面が出ていると自覚し、コントロールすることができればズボラを解消できると思います。
■ズボラを解消する習慣
では、ズボラを解消するためには具体的にどうすればいいのでしょうか?
ズボラな人かどうかは、”めんどくさい”という感情をコントロールできるかどうかと言いましたが、この感情をコントロールする方法は一つだけ「後回しにしないこと」です。
ズボラになってしまう人は、すべてにおいて後回しにしてしまいます。
部屋が散らかるのも、掃除を後回しにしてしまうからですし、お風呂に入れないという人は、お風呂を後回しにしているから。
物を無くしてしまうという人は、整理整頓を後回しにしてしまうから、といったように大体のことはこの後回しグセが要因になって起こっている問題だと思います。
でもどうやって後回しにしないようにするのか方法が分からない。
簡単です。「少しだけでもやる」この習慣を身に付けるだけです。
食器を洗うのがめんどくさい、と感じたら食器を持っていって一枚だけ洗うとか、洗濯ものを畳むのがめんどくさいと感じたら一枚だけ畳むとか、とにかく行動のハードルを極限まで落としていきます。
後回しにしてしまうのは行動するときにハードルが高いと感じて、なかなか行動に移せないということが原因です。
逆に行動にさえ移せれば、そのあとはすんなりタスクを処理することができるようになります。
”少しだけでもやる”この意識を持ってもらうことが、ズボラ人間から脱却するコツなのです。
■行動に移すためのコツ
次に行動に移すためのコツについていくつか紹介をしていきます。
①行動をくっつける
行動をするためには今ある習慣にくっつけることがとても有効です。
食事のあと家でダラダラしてしまうというのを改善したいなら、食器をさげる→食器を洗う→食器を洗ったらそのまま浴室に向かうというように、今ある習慣に次の行動をくっつけて、ダラダラする時間を無くしてしまいます。
この時に大事なのは、すべて完璧にこなそうとすると、めんどくさいという感情が湧くので、前述したように「少しだけやる」という意識で行動することが大事です。
②やるしかない環境をつくる
「少しだけやる」という事もなかなか難しいという人は、やるしかない環境をつくるということが有効です。掃除をするのが苦手という人なら、家に人を呼ぶ予定を入れてしまうとか、やらなかったら罰金などのペナルティを設けるとか、人に宣言をしてしまうという”公開宣言効果”のような心理テクニックもあります。自分の意志ではなかなか行動できないという人は強制的に行動せざるを得ない環境をつくることが有効です。
③やると口に出す
「よし!やるぞ!」と口に出すというのも行動を促すためには有効です。
言葉が変われば行動が変わります。
気合を入れるときに「よし!」と口に出している事ありませんか?
単にポジティブな言葉を口にするだけで意外と気合が入り行動に繋げられたりするものです。
■まとめ
ズボラを治すためには後回しにせず、「少しだけでもやる」習慣を身に付けることです。これはすぐには習慣にはなりませんが、少しずつ続けることで必ず習慣になります。「やる気は後からついてくる」といいますが、行動をすれば自ずとやる気は出てくるものです。逆に行動しなければやる気は一生出てきません。今回ご紹介した「少しだけでもやる」ということを実践して、あなたの生活を変えるきっかけになれば幸いです。
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