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『走れば脳は強くなる』ランニングで心技体を成長させる
ランニングで脳が鍛えられるのかな?
『走れば脳は強くなる』の内容を知りたい
この記事でわかること
『走れば脳は強くなる』のグッときたところベスト3
読んで変わった3つのこと
本記事の信頼性
ランニング歴:1996年4月開始(サブ4達成/3時間52分54秒)
走ることで鍛えられるのは「体」だけではありません。
走ることで「脳」も鍛えられます。
走ると脳細胞が増え、記憶・集中・発想・思考・判断力が高まります。
本書でパフォーマンスを最大化する脳力の磨き方がわかります。
本記事は「走れば脳は強くなる」の読書感想・書評です。
脳を鍛える走り方がわかります。
ただ走ればいいのではありません。
「脳を鍛える走り方」にはコツがあります。
【書評】『走れば脳は強くなる』グッときたところベスト3
グッときたところベスト3
1位:足を動かすだけで脳が刺激される
2位:体を動かした後は記憶力は20%も上がる
3位:ひとりじゃんけんランで前頭葉を鍛え、集中力を高める
1位:足を動かすだけで脳が刺激される
ランニングの脳への素晴らしい効果です。
以下メリットも解説
脳細胞が増える
記憶力が上がる
海馬が大きくなる
血流改善で脳に栄養が行きわたる
脳細胞の成長因子「BDNF」が増える
ランニングは脳にこれだけの良い影響があるのです。
たしかに、コロナで家にこもりっきりだったとき、ランニングの距離を増やしたら脳の鈍さが解消されました。
自然とランニングの距離が伸びていったのは、脳の欲求だったのです。
走るだけで脳にいいことがたくさん起こります。
うつ病にも効果があることが証明されています。
ランニングは脳も心も鍛えるのです。
2位:体を動かした後は記憶力は20%も上がる
走ったあとに勉強すると覚えられるのです。
ドイツで研究の結果が出ているのです。
たしかに走ったあとは脳がクリアです。
脳がスッキリしているので勉強がはかどるのは納得です。
精神科医・樺沢紫苑さんが「神・時間術」で「有酸素運動でドーパミンが分泌され、集中力が高まるだけでなく記憶力、思考力、作業遂行力もアップする」といいます。
運動が脳力をアップさせるのです。
暗記ものは寝る前にやるとよく覚えられます。
寝ている間に記憶が整理されるからです。
まとめると「走る→勉強→寝る」の流ればいちばん効果的です。
3位:ひとりじゃんけんランで前頭葉を鍛え、集中力を高める
ひとりじゃんけんランの基本動作
走りながら腕を前に振る際にジャンケンをする。まず「前に出す手」でグー・チョキ・パーのいずれかを出す
次に、反対(後ろ)の手で①への「負ける手」を出す
ジョギングしながら、この一連の動きを続ける
本書では「前頭葉を鍛えることで集中力が高められる」といいます。
前頭葉を鍛えるにはデュアルタスク・トレーニングが効果的です。
デュアルタスクとは
2つのことを同時に行う「ながら動作」のこと。
ながら動作を行うと、前頭葉のワーキングメモリが活性化されます。
「外を歩きながら会話する」のもデュアルタスクです。
引用文の「ひとりじゃんけん」は実際にやってみると難しいです。
途中でわけがわからなくなります。
かなりの集中力が必要なのが、わかりました。
歩きながらでもできるので、隙間時間にやってみると脳に刺激です。
STEP2:応用編もあります。
応用編は「勝つ手と負ける手を3回ごとに入れ替える」というもの。
慣れてきたら、試してみるのもありです。
※補足:「死ぬまでボケないグーパー体操」も脳を活性化します。
筋力がつく
脳の活性化
血管若返り
自律神経が整う
免疫力アップ
冷え体質の改善
リラックスで不眠解消
『走れば脳は強くなる』で変わった3つのこと
読んでから変わったこと3つ
ひとりジャンケンをする
脳が疲れたらランニング
週末は朝ランニング
1.ひとりジャンケンをする
ランニング時に、たまに「ひとりジャンケン」をするようになりました。
脳が切り替えられるから。
ひとつのテーマを決めて、考えながら走るのが好きです。
考えがまとまったら、次に切り替えるつなぎとして「ひとりジャンケン」をします。
次のテーマに集中できます。
2.脳が疲れたらランニング
脳をリフレッシュさせる目的で、ランニングするようになりました。
午後、疲れてきたときは効果的です。
いったんリセットされます。
3.週末は朝ランニング
朝ランの効果です。
ダイエット効果
快楽物資「エンドルフィン」が分泌され、晴れやかな気持ちが続く
週末はダラダラしがちです。
朝寝坊
家でゴロゴロ
充実した週末を過ごす打開策が、朝にランニングすることなのです。
一発で解決しました。
5つの章の目次
Prologue.最強の脳は走ってつくる
第1章.走ると頭が冴える理由
第2章.賢い走り方 脳を強くする黄金メソッド
第3章.損する走り方、得する走り方
第4章.ランニングで病気知らずの体になる
第5章.まずは1歩を踏み出そう
各章では以下が解説されています。
第1章では、脳科学研究をもとに走ると脳が鍛えられるとはどういうことか。
第2章では、脳を鍛える基本メソッド、記憶力・集中力・発想力・思考力・判断力といった能力別の鍛え方。
第3章では、ランニングの習慣化のコツ。
第4章では、ランニングの効果。
第5章では、歩くことと、ウォーキングについて。
『走れば脳は強くなる』は、ランニングの脳の効果を知りたい人におすすめ
こんな方におすすめ
人の名前と顔が一致しない
何かにつけてイライラしがち
腹の贅肉がめっきり増えた
単語や人の名前、うまい言葉が出てこない
やる気が起きない、何をするにもめんどくさい
駅の階段や道の何もない場所でつまづくことがある
これらはすべて走ることで解消されます。
ランニングに挫折してしまった人や、走るのが嫌いという人にもおすすめです。
読んでいると走りたくなるからです。
2人にはおすすめできません。
ランニングのタイムを上げる走り方を知りたい人
フルマラソンなどのレース攻略を知りたい人
上記の方法論は解説されていないからです。
書名 「走れば脳は強くなる」
著者 重森 健太
単行本 192ページ
出版社 クロスメディア・パブリッシング
発売日 2016/8/12
まとめ :ランニングは心技体のすべてを成長させる
まとめ:グッときたところベスト3
1位:足を動かすだけで脳が刺激される
2位:体を動かした後は記憶力は20%も上がる
3位:ひとりじゃんけんランで前頭葉を鍛え、集中力を高める
脳科学の視点から、以下についても解説されています。
ランニングの効果
挫折しない走り方
いつ走ればいいのか
ランナーの方であれば、脳に良い影響があるのはカラダでわかっています。
ランニングは身体だけでなく頭にも良いことがわかり、うれしくなりました。
「心技体」のすべてを鍛えられる合理的な運動だからです。
心 → ランニングで鍛えられる
技(脳)→ ランニングで鍛えられる
体 → ランニングで鍛えられる
心技体のすべてを成長させるのがランニングなのです。
以上です。
P.S. ランニングで心技体を鍛えよう。