はじめに
前回DX読書日記#3では、オライリー & タッシュマン著「両利きの経営」を取り上げました。
その中で、「両利き」の内容理解のために併せて読んでいた、九州共立大学の石坂先生の論文も紹介させていただきました。
当時(つい最近のことですが)、関連書籍も探していたのですが、取り寄せていた本が届き、確認したところ、「両利き」についても解説されていました(!)ので、取り急ぎ、ご紹介させていただきます。
横浜国立大学の山岡徹先生の「変革とパラドックスの組織論」(2015年)という本です。
本書の概要
本書は、一般向けではく、いわゆる専門書となりますが、大変分かりやすく書かれています。
「両利き組織」について第7章で解説していますが、他の章も関連した内容となっています。
この第7章の内容だけでも要約してみようと試みてはみたのですが、論理展開がとても密で、抜粋すらも難しく、、今回は一旦断念しました。。
内容の構成だけですが、以下はご参考です。
なお、「両利き経営」の実現方法の分類の仕方については、石坂論文(2014)とは若干異なりますが、内容としては同様のようです。
おわりに
以上、簡単ですが、本書のご紹介です。
組織論の本は、一時期、結構読んでいたのですが、こんなにいい本があったんですね!
「両利きの経営」や組織論に興味のある方には、お奨めできる一冊です!