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傑作とは

表現しながらおもうこと。
表現することとは、いったん境を限定してから、それを解放する道筋だと気がつく。
良い流れから圧へと、その逆の圧から流れへ戻る、循環するということですが、それが解放するということですね。それは意識では出来ないです。しかし、意識しながら道具(身体も含む)を使い鍛錬しつづけることで、その解放の流れが自然と立ち上がったときに傑作といわれる表現に成るのだと思います。境とは、変わり目・境目・見えないところです。環境的なことを作って、環りの境を一切合切取り払う。融合といえば一番近いですね。どんな境を意識したのか、どんな違いを意識したのかが表現の出発点でしょう。そこから融合という同じ方向へいく。だいたいその途中で循環せずにおわることがほとんどです。奇跡的に循環を得るとき、それは次の段階、“螺旋の動き”に変わり、永遠の如くに動き続ける、光続けるモノ、傑作と成るのだとおもいます。

恒星

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