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狂気のキャスター

こんにちは、先日は阿部寛さんの主演最新作「ショウタイムセブン」を観てきました!


元人気キャスターの折本を演じる阿部寛さんがハマりやくで、もう前にみたしのいだれと比べると人間的にも演技も成長した姿が眩しかったです…!

・事件ですら”Showtime”にする男

この映画の物語は元ショウタイムセブンの人気キャスター折本のラジオ番組にテロリストから電話がくる所から始まります。
折本はイタズラ電話だと思い雑に扱ってしまいますが、本当に予告通り火力発電所を爆破されてしまいます。
そしてテロリストからの電話の音声データを持っているのは折本たちのみ、この特ダネを使い折本は再びショウタイムセブンのキャスターの座に返り咲こうとします
この映画は権力に潰された弱者・メディアを批判的に描きながら狂気までも持つキャスター魂の男、折本の姿を懸命に描いているんですよね。
テロリストの目的は最初は火力発電所の社長の謝罪だったのが、首相の謝罪、そして折本がなぜ潰された事故のインタビュー映像を流さなかったのかと変わっていくんですよね。
だから予測できないというか98分の枠の間に場面が激しく切り替わるのがとても良かったですね。
そんな予測不能な番組内で折本は人気キャスターの威厳と強さを持って犯人と対峙していくんですよ…
時には優しさを見せる瞳を見せながら、でも依然とした厳しさで犯人に立ち向かいます。
そして犯人の目的が”折本の謝罪”になった時、彼は追い詰められるんですよ。
でも彼は表情ひとつ変えずにひたすら考えるんですよね。
そして犯人がテレビ局に来て、折本はその場でなぜキャスターを降板したのかその真実を語るんですよ。
最初、癌治療薬の副作用の特ダネを賄賂を掴まされて発表しなかったという疑惑をかけられていますが折本の口から話される真実はそのガゼネタすら超えるものでした…!詳しくは劇場で!

・折本のラジオ番組が聞きたい!

折本はショウタイムセブンのキャスターを降板してからの3ヶ月間の間同じ局のラジオ番組に出ているんですよね。
多分時間的にもゴールデンだと思います…
流石元人気キャスターという感じですが、もう声の湿度がヤバイ…
耳の中大洪水になったって感じです。
もう低いセクシーな声で「あなたは犬派ですか…猫派ですか…?」って聞くのがえっちすぎて冒頭からボルテージマックスでした…!!


2月22日にはきっとこうしている!

もっと折本のラジオリスナーになりたかったと思いました。
阿部さんもラジオ番組もてばいいのに…と思います。
元ネタの「テロ・ライブ」も是非拝見したいです…!!



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