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2025年3月に「夢における空間論」を書き上げるまで

旧「2023年3月に博士論文を書き上げるまで」。博士論文を書き上げるまでの日々を綴っていました。今は延長戦中です。月に1回フランクな研究報告書がとどきます。どうVR×建築の研究が…
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研究日記2024年9月の報告書。

今月は素晴らしい本や作家に出会えた月だった。月の前半は忙しかったし、全体的に細々とやることはあったが、あまり記憶がない。月の前半と後半で大きく印象が分かれていて、前半はもう2ヶ月か3ヶ月ほど前のように遠く、後半は眠ってばかりいたので記憶が曖昧である。正確に言えば後半は、一日12時間くらい寝ていたものの10時間くらいは作業していたし、色んなことを考えていたはずなのだが、あまり印象に係留していない。そして本ばかり読んでいた。そのことだけを覚えている。 今月読んだ書籍『なつかしい

博士論文2022年6月の報告書。

今月は行ったり来たりが多かった。いくつか受賞などの成果が出たりもしたが、成果はあんまり慰めにはならなかった。必要なのはもっと手触りのあるもの。 今月やったこと。 1. 人生初めてのラジオ出演(radiko)J-WAVEのラジオ番組に出演。生まれて初めての公共放送。ヘッドフォンを被りマイクに話すというやつをやった。自分の声と相手の声がヘッドフォンから聞こえてくる不思議な体験。ヘッドフォンで電話している時自然と声が大きくなるように、周囲の反響がないぶん、声が出しやすい。のだが

博士論文2022年4月の報告書。

4月の後半にオルガテックTokyo 2022というイベントに参加した。そこでデザインファームであるTakramの渡邉康太郎さんと車メーカーのMAZDAのデザイン役員の前田さんのトークイベントがあったのだが、話題になったのが「ハイブリッドワーク」についてだった。渡邉さんが「ハイブリッドワーク」という言葉に対して、オンラインとオフラインのハイブリッドや地方と都心のハイブリッド、本業と副業(複業)のハイブリッドもあるという一般的な理解を示しながら、同時にもう少し新しい別の切り口の中

博士論文2022年3月の報告書。