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2025年3月に「夢における空間論」を書き上げるまで

旧「2023年3月に博士論文を書き上げるまで」。博士論文を書き上げるまでの日々を綴っていました。今は延長戦中です。月に1回フランクな研究報告書がとどきます。どうVR×建築の研究が…
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2023年5月の記事一覧

研究日記2023年4月の報告書

少し前のnoteでこのマガジンは「2023年3月に博士論文に書き上げるまで」の延長戦として、「2024年3月に夢についての原稿を書き上げるまで」として継続することを決めた。少し遅くなってしまったけれど、長かった4月の間のことについて少し書いておきたい。 大学のことはじめこの4月より、東京大学大学院で特任助教に着任した。

2024年3月まで「夢における空間論」延長戦のお知らせ

4月はあまりに多くのことがゆきすぎて、異様に長かった。身体の代謝が高いと時間がゆったり流れるという話を小耳に挟む。4月の時間が流れ始めるにつれて、この3月までの時間は止まっていたのではないかと思う。 5月の時間は、再び速く流れている。気がつくとひとつきが終わりに近づいている。 この2ヶ月ほどずっと悩んでいた。博士3年間の振り返りをしてみようと思ったのだが、どうにもうまくいかなかった。 今振り返ると、特に忙しくはなかった気がする。16平米ほどの狭い部屋で3年を過ごした。ひ

博士課程の総括note

簡単に、自分の3年間を振り返ってみたいと思う。ステータスとしては、東大の学部→東大建築の修士→東大の博士、という感じで、ずっと内部進学である。専門はVR・MRと建築・都市などで、修士から博士までのあいだの主な業績は以下の通り。 ■ 学術雑誌等(紀要・論文集等も含む)に発表した論文、著書 1. 石田康平, 酒谷粋将, 田中義之, 千葉学, VRを通した空間の経験が設計プロセスに与える影響 建築設計における創造的プロセスを支える対話ツールとしてのVRに関する研究(その1), 日

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