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【読書】幸運は作れる「運のいい人の法則」

こんにちはアート王子ココです。
今日紹介するのはリチャードワイズマン博士著『運のいい人の法則』です!

以前紹介したサトマイさんの著書『あっという間に人は死ぬから』に紹介されていたので買って読んでみました!↓

文庫本でコンパクトですし、実例が多く出ているので読みやすいです(その分結論までにだいぶ焦らされますが。笑)

面白かったところをピックアップしています。
もっと気になる方は本を買ってみてください!

運のいい人に共通する性格

心理学の世界では長年の研究から私たちの性格はわずか5つの特性かによって説明できると考えられている。
協調性、誠実さ、外向性、神経症的傾向、開放性。
運のいい人の性格で、運の悪い人の差が見られたのは
外向性、神経症的傾向、開放性の3つだった。

つまり、知らない人でも自分から話しかけて(外向性が高い)ネットワークを築き、肩の力を抜き(緊張や不安に強い)視野が広く気づきやすい(神経症的傾向が低い)、新しいもの好きで、しきたりにとらわれず、予測できない状況を歓迎する。(開放性が高い)

また、探しているものにこだわりすぎないので、許容範囲が広くなんでも受け入れやすい。視野が広くチャンスに気づきやすい。人にも同じなので、話しかけやすく(話しかけられやすく)結果、チャンスが巡ってくる。

運を鍛える

4人の友人をつくる

これから1ヶ月間、1週間に1人以上、あまりよく知らない人や初対面のひとに自分から話しかけてみよう。
・好感を持てない相手と無理に話をする必要はない。親しみやすく、気さくそうな人に話しかければいい。
・「はい」か「いいえ」で答えられない開いた質問をする。
・いい雰囲気で話が弾んだら、また会いましょうと言ってみる。厚かましいと心配する必要はない。
・断られることを恐れない。あなたが悪いのではなく、相手が忙しかったり、話すのが好きではないかもしれない。あなたが話しかけると喜ぶ人がたくさんいる。

p.98

ワイズマン博士はイギリス人なので、知らない人に話しかけるのは日本人にとってハードルが高いかもしれませんが、逆にそれが他の人との差別化につながり、優位に立てる可能性があると感じました。

サイコロゲーム

一度もやったことはないが、やってもいいと思うことを選び紙に書く、1〜6の番号を振り、サイコロを振る。
どんな目が出てもその番号の挑戦を実行する。別の挑戦と入れ替えたり、サイコロを振りなおしたりしてはいけない。
事前にリストを書き変えたくなったら作り直しても構わないが、サイコロを振ったら選ばれた挑戦を必ず実行する。

p.105

ある意味サイコロのせいに出来るので、脳死で"やりたいけど勇気がいる事"を実行できるのはいいと思いました!

運のいい人は諦めない

運のいい人はたとえ可能性がわずかでも、目標を達成するために努力して、失敗しても諦めない
運の悪い人は失敗と苦しみだらけの人生が待っていると思いがち。それ以上によくないのは、これから起こる悪い出来事について、自分にはどうする事も出来ないと思っている事。希望を捨てて簡単に諦めてしまう。

p.171

運のいい人と悪い人は自分で世界を変えている

運のいい人と悪い人は、将来に対する期待がかなり異なることがわかった。運の悪い人は、未来は真っ暗で、自分にはどうすることもできないと思い込んでいる。運のいい人は対照的に、素晴らしい未来が自分を待っていて、いい出来事がたくさん起こると信じている。
このような両極端の期待は、その人の考え方や行動に驚くほど影響を及ぼす。目標を達成するために努力するかどうかや、失敗に直面したときにどこまで頑張ろうとするかを決める、大きな要因となるのだ。
さらに、他人に対するあなたの振る舞いと、あなたに対する他人の振る舞いも変える。そして、まるで予言が当たるかのように、期待が現実になるのだ。このような期待は仕事でもプライベートでも、あなたの人生に大きな影響を及ぼす。
運のいい人の夢が実現するのは、決して偶然ではない。同じように、運の悪い人は望み通りの人生を送れないと運命づけられているわけではない。運のいい人と悪い人は、将来に対する期待の内容は対照的だが、どちらも期待のレベルは高く、将来を変える力を持っている。

p.193

運のいい人はいい未来を信じるので、表情や対応に出て本当にいい未来になる。
運の悪い人は、暗い未来を想像する(無意識に望んでいる)ので、周りに悪い影響を与えて、本当に悪い未来になる。
どちらも願いは叶っているんだなと解釈しました。

不運を不運と捉えない

運のいい人は、生まれながら不運を幸運に変える魔法の力を持っているわけではない。本人は気づいていない場合も多いが、四つの考え方で不運を乗り越えて、そこからさらに幸運をつかんでいるのだ。
第一に、目の前の不運よりさらに悪い結果になったかもしれないと想像して、自分より運が悪い人とくらべる。
第二に、長い目で見て、不運な出来事があっても、いずれいい結果になると考える。
第三に、不運をいつまでも引きずらない。
そして第四に、不運な出来事について、自分が何かをできると考える。運のいい人は諦めず、物事をさまざまな角度から見て、自分の失敗から学ぶのだ。

p.247

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