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Kohei Akai
2019年9月7日 13:17
なんだか仰々しいタイトルをつけてしまいました。「ある男」平野啓一郎著九州の田舎町で暮らしていた幸せな夫婦。その夫が事故で亡くなってしまいます。妻は夫から聞いていた情報を元に、夫の実家に訃報を伝えるのですが、そこから物語は動き始めます。駆けつけたお兄さんが発した言葉は「この人は弟ではありません」という衝撃の一言。夫が語っていた自分の過去は嘘だったのか。嘘だとすると、夫は何者だったのか
2019年7月14日 10:22
「マイナスとマイナスを掛け算するとどうしてプラスになるのか、その説明がとてもわかりやすく書いてあります」ミカエル・ロネー著「ぼくと数学の旅に出よう」。この本を手に取ったのは、そんな書評を読んだのがきっかけでした。正直なところ、「マイナスとマイナスを掛けるとプラスになる理由」を理解するには、多少脳に汗をかかせないと理解できなかったのですが、今まで疑問にすら思ったことのなかったことを考えるき