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#57 引っ張り上げる新卒採用(2024/03/23)

私の勤めるシステム会社はありがたいことに沢山の案件をいただいており一緒に戦う仲間を絶賛募集中です。
私は中途採用の面接官をしているのですが、先日たまたま新卒の方の面接をする機会に恵まれました。

その際に、採用する側と採用される側という構図での面接をしているだけでは、仲間集めのアクションとしては不十分だなと感じました。

〇中途と新卒の採用面接の違い

中途の方との面接の場合は30分程度弊社の事業やエンジニアとしてどのようなキャリアが描けるかを説明し、いただいた質問に答え、私たちのことを知っていただきます。そして、30分程度かけて求職者の方のご経験や求めるキャリアについて伺います。

互いに深い自己紹介をし、マッチング度合いを見定めることが目的です。

新卒の方の場合は、個人差が大きいのですが、面接の時間でマッチング度合いのを測ることが難しいケースがあります。
就職活動を始めたばかりの方の場合、大学のキャリア支援課の指示に従って自己PRなどの用意はしているものの、採用側へのアピールになっていなかったり、志望動機の言語化が出来ていない状態です。

世の中にどのような仕事があり、自分はどういう仕事がしたいのか、目の前の企業ではどのような仕事をすることになるのか、その解像度が非常に低いのです。

〇就活情報サイトやキャリア支援課のバリュー

以前に就活生はフィードバックを受ける機会が少ないというnoteを書きましたが、積極的に学外の活動へ参加しない限り学生が世の中の仕事を知る機会は少ないです。

そのため、就活生は就活情報サイトが開催する合同説明会に参加したり、大学のキャリア支援課のアドバイスを受けて、就活に必要な自己理解・仕事理解を深めていきます。理解が深い程に就活進行度が早いと言えます。

就活情報サイトやキャリア支援課の主要なバリューは人材紹介ですが、就活進行度を早めることにおいても重要な役割を担ってくれています。
私自身も就職活動中は大変お世話になりました。

〇引っ張りあげる新卒採用

以前に知人の会社で働くインターン生の就活相談に乗った時にも感じたのですが、新卒で就活進行度が遅いが十分に魅力のある方は一定数いるはずです。
そういう方のフォローアップをすることで、新卒採用の成果の拡大ができるのではと考えました。

上手くアピール出来てないから不採用とするのでなく、思考の整理を手伝いキャリアのアドバイスをして引っ張り上げる。その方の自己理解・仕事理解が進みうまくアピールも出来るようになり採用出来れば最高です。

もし、他の会社を選ぶことになっても、その方のキャリアにとってはプラスになります。
弊社との面接を経由した方の内定率が上がるという状態が作れれば、お付き合いのある人材紹介会社の方からの弊社の評価が高まり、さらに良いお付き合いができるかもしれません。


ばっくりとしたアイデアですが、採用担当の仲間とそんな話をして作戦を考えていました。
採用は本当に重要で難しい。。。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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