6. 多動力
こんにちは。 コウです。
今回は堀江貴文さんの「多動力」を紹介します。
この本を読んだ理由は、話題本であったことと、多動力が、これからの社会を生きていく大切な力だと書いてあったからです。
多動力とは?
多動力とは、
①次から次へと興味が移り変わって、いろんなことにハマっては飽きるを繰り返す力
② 複数のことを同時に進行していく力
と定義されています。
「多動」という言葉を聞いて、どのような印象を持ちますか?学校では、落ち着きが無いといったマイナスイメージにとらえられることが多いです。
しかし堀江さんは、その力こそ、これからの時代で大切なのだと言っています。
希少な人材になれ
少し前の時代は、一つの企業に勤めれば、「骨を埋める覚悟で」など表現されるように、その企業で定年までという考え方が主流でした。しかし、テクノロジーの変化とともに転職が当たり前の時代に突入して来ています。
そこで大切なのは、掛け算で自分の希少性を高めること。と言われています。
掛け算とは
例えば、美容師。美容師は日本に約52万人います。これを人口の1億2000万で割ると、230になります。つまり美容師の時点で1/230の人材になれるわけです。
例えば、その中に「お笑い芸人」もやっている人がいるとします。お笑い芸人の数を1万とすれば、人口で割るとその希少性は1/12000となります。
つまり、美容師1/230 × 1/12000 で1/27600000 の希少性のある人材になれるということです。
最近で言えば、野球選手の大谷翔平がわかりやすいですね。投手×打者の二刀流で、日本だけでなくアメリカでも注目を集めています。
ちなみに僕は大学時代、ダンス×野球の二刀流をしました。ダンスの技術が野球に生きることも沢山あって、トレーニングで使う曲もBPMを気にして使うようになりました。超余談でした。
たくさんトライすること
多動力は、あれこれ考える前に行動を起こすことを前提にしています。
例えば気になる女性がいた時に、自分のことをどう思っているかや、どんな男性が好きなのか、などをいくら考えていても無駄ですよね。聞かないとわからないですし、行動を起こさないとわからないことってありますよね。
人生においても、自分が何をしたいのか、何に向いているのかなどは行動してみないとわからないものです。
だからこそたくさん行動しろと堀江さんは言っています。
常にトライ&エラーです。失敗したら、それを元に改善をして、またトライする。
スポーツと一緒ですね。失敗しない人間は挑戦も成功もしないということです。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました!
前回のGRITと少し相反する部分もありますが、成功者はトライ&エラー、改善を繰り返す、という部分は共通しています。
なんとなく仕事に意欲的に取り組めない、転職等を考えている方は、読むとヒントになるかもしれません!
ではまたヽ(^o^)
追記
またまた余談になりますが、僕は大学時代にいろんなバイトを経験しました。焼肉屋、居酒屋、ラーメン屋、観光ホテル、販促、海の家、プールの監視員、引っ越し、派遣とたくさんやりました。いろんな環境でコミュニケーションをとることや、その仕事の辛いところなどたくさんの体験をしました。
社会人になって、バイトしていた時間がもったいなかったなと思うことがありました。しかし、この本を読んで、そんな経験も無駄じゃなかったなと、改めて思えるようになりました。
キリンは生きるために首を長く進化させたのではなく、首が長いという特徴が、競争なく食べ物を食べられる生存に繋がったそうです。
今やっていることは無駄じゃないと信じて、僕はこの文章を書いています(^^)
高評価押してくださる方はまだまだ少ないですが、頑張ります!