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52. いい節約と悪い節約


こんにちは。こうです。

今回は節約についてです!
先にお金の本を紹介しておきます。




節約はすべて「いいこと」?


結論から言うと、世の中には良くない節約があります。

説明の前に、節約の定義について決めておきましょう。

節約の定義は、

「出費を最小限に抑えること」とします。




悪い節約とは


悪い節約には2種類あります。

①大切な時間を割いてでもする節約
②やっても大したお金にならない節約

①と②をまとめて説明します。

例題)近くのAスーパーで買うネギが100円だとして、隣町のBスーパーで買うネギが50円だとします。隣町までは車で片道10分かかります。
このときあなたはAとBのどちらのスーパーにネギを買いに行きますか?
ただし買えるネギは1本だけです。


単純に考えて、往復で20分使えばネギが半額で手に入ります。

でも近くのスーパーで買えば、100円ですぐに手に入る。

どうしましょう。



時給で考える


往復20分で50円得をすると考えると、その時給は150円になります。

ここで勘違いされやすいのは、20分で時給+150円だったら結構大きいと思ってしまうことです。


しかし、時給150円の価値を生み出すのは3往復したときだけです。

また、まとめ買いはダメです。条件は1本買う場合のみです。


皆さんは50円の節約に20分を使いますか?


僕はそれを無駄な節約だと考えます。

理由は以下の通りです。


1年にして考える


例えばその節約を1年間かけて行ったとします。

(仮説)
1年=約50週
1週間に1本ネギを買う。
毎回20分かけて50円得する。

すると

50円の得×ネギ50本=2500円
20分の損失×50回=1000分(約17時間) 


17時間働いて2500円の仕事をやりますか?

それとも、20分の我慢で1年で2500円が手に入ると考えますか?


僕の基準では

①大切な時間をネギ1本に20分も使いたくない
②17時間で2500円生み出すのは効率が悪い

以上のことから悪い節約だと考えます。


良い節約とは?



悪い節約の逆で考えます。


良い節約の条件

①時間がかからない
②出費が大きく抑えられる


例えば、家電の値切り交渉です。

一個5万円の冷蔵庫を20分の値切り交渉で、5%引きしてもらうとします。すると、2500円節約できることになります。

20分で2500円。5万の買い物を3回するとしたら時給7500円となります。


20分の値切り交渉で2500円の得をするのは、

①時間の面から
②そこそこのお金になる

ことから良い節約と言えます


小さな買い物をケチるより、大きな買い物で勝負を仕掛ける


小さな買い物であれこれ考えるよりも、大きな買い物の時に節約できたほうが効率がいいですよね。

人生にとって一番大事なのは「時間」です。

限りある時間を有効に使うためにも、節約について考えてみてはどうでしょう?


最後に


コツコツ仕掛ける小さな節約よりも、車や家を購入するときなどにしっかり交渉できる技術を身につけましょう!

そのための技術を僕のnoteでは紹介しているのでよかったらみてください!

ではまたヽ(^^)


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