13.革命のファンファーレ
こんにちは。コウです。
今回は西野亮廣さんの「革命のファンファーレ」を紹介します。
西野さんは(元?笑)お笑い芸人でありながら、オンラインサロン経営、作家としても活動、絵本「えんとつ町のプペル」においては絵本市場最大のムーブメントを起こしています。
この絵本、実はネット場で無料公開されたのです。
しかもそれが発売の3ヶ月後。
批判が殺到したわけです。しかしどういうわけか、絵本はさらに売り上げを増しました。その裏には確実な裏付けと戦略が練られていました。
この本にはそんな西野さんの思考方法や考えが書かれています。
現代におけるものの売り方や、価値の生み出し方が書かれています。
絵本の無料公開
「絵本の内容を無料公開するなんて買う人が減るんじゃないの?」
という疑問を持たれた方もいるかもしれません。
しかし、ほかに無料公開で収益をあげている産業はたくさんあるのです。
例えばテレビ業界。
テレビにお金を払って見ている人はまずいないでしょう
(NHKやアベマなどは除く)
しかし、スポンサーやcm広告などにより、無料公開であるテレビのお金の流れは止まっていません。
なぜならテレビが価値があるものを流しているからです。
ゴミを無料で提供しているのとは違うということです。
(僕はあまり見ませんが笑)
つまり無料だろうが有料だろうが、それが本当に価値のあるものであれば、お金の流れが生まれるということです。
絵本はネタバレしていないと買ってもらえない
そもそも、絵本は子供向けのものであり、買う親としては
「内容がはずれだったら買いたくない」とか
「お金を無駄にしたくない」という思いが多いようです。
買う・買わないの判断は、絵本の内容を知って初めてスタートラインに立つのです。
つまりネタバレしていないと、購入される可能性が低いのです。
自分で自分の本を1万冊買う
西野さんは著書「魔法のコンパス」を販売した時の反省を生かして、自分で自分の本を1万冊買いました。絵本を売る事前に予約サイトを立ち上げて、自ら買った1万冊を配っていく手段をとりました。
確実に買いたい人の思いに応えて売り切れを作らない、自分で買った1万冊分の領収書をインスタグラムに上げて、さらに話題を呼ぶといった画期的な方法でニュースにもたくさん取り上げられました。
クラウドファンディング
西野さんはえんとつ町のプペルを作成するにあたって、クラウドファンディングを利用しました。これは、信用を可視化してお金に変えるためのシステムであり、これからの時代の価値の生み出し方を大きく変えたものといえます。
当然信用のない人にはお金は集まってきません。
信用=お金となるわけです。
つまりなにかを作り上げるためには、お金ではなく信用を貯めることが大事だと西野さんは言います
信用を貯める
西野さんは、信用を貯めるためには、嘘をつかないこと、実績をつくること、などを上げています。お金稼ぎではなく信用稼ぎの先にお金がついてくるといったイメージですね。
どんな仕事でも一緒ですね。信用のない人には、人・成果・お金は集まらないということです。
僕も信用持ちになりたいですね。
最後に
西野さんの本は、現代に必要な価値観や考え方を学ぶことができます。それもリアルタイム起きるムーブメントの中で、どう価値を生み出していくかが、端的に書かれていて、読んでいてワクワクする本です。
もちろん「えんとつ町のプペル」も素晴らしい作品です。
興味のある方は是非!
最後までご覧いただきありがとうございました!
ではまたヽ(^^)
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