ゆれ動くこころ

｢もっとどっしり構えてないといけないのに｣
とか、
｢悩みを受け止める側の人は、
動じないでいるべきだ｣
とか、
｢言葉で表現できないとだめだ｣
とか･･･。

心理療法やスーパーバイズの中で
耳にすることがあります。

動いているようで
変わらないものを保っている

動じないでいるようで
ゆれている

言葉で語っているようで
自分の体験から離れている

黙っているようで
前より自分が表れている

心も身体も
ゆれ動いて生きている

感情も思考も動いていきます。

悩みを打ち明ける人も
受け止める人も
ゆれ動くものがあります。

時には言葉にできないこともあります。
涙となって現れるまででも
とても時間がかかり、
もうそれでいいと感じるような
こころの声もあります。

その動きを見つめながら
その都度、こころの声に
共に耳を傾けていくことができたら
と思っています。

自分らしく生きていくために･･･

（20201214記載）