読書感想|フィンランドから心温まる知恵と応援歌
死ぬまでに行きたい地方や国がたくさんあります。
今一番海外で行きたいのが「フィンランド」
しかも季節のいい時期に行きたい!!!
だから、フィンランドに関する本は本屋さんでもよく目につきます。今回も本の方から「ここにいるよ📕」と言われたような感覚で見つけました一冊です😁
フィンランド在住のテキスタイルデザイナー、島塚絵里さんの本です。
🌲本の紹介
購入したのは、2023年6月8日発売の「フィンランドが教えてくれた100の大切なこと」という本。
島塚さんはこれまでにも、2022年に「フィンランドで気づいた小さな幸せ365日」というタイトルの本を出版されています。そちらも素敵な写真やイラスト、優しいお人柄が伝わる、魅力あふれる本でした。しかし今回はまた一味違う作品です。
全て読み終えると、本当にそんな気持ちになります。春のあの、なんとも言えない心も体もほっこりして、「前に進もう」とする感じです。
島塚さんが大切にしてきたことや新たに発見したことなど、その言動の中心になる考えを、優しい文体で教えてくださっています。今回は特に印象に残った章を紹介します。
◻️「エネルギー補充の場」
ハッとしました。これは夫婦だけでなく、人間関係においても大事にしたい視点だなあと思っています。
「生きていくためのエネルギーを補充する巣のような家庭」にしていきたいなあ。エネルギーをもらうだけじゃなく、与えられるような人にちょっとずつなれたらいいな。
◻️すべてはうまくいく
だれでも新しいことを始める時には、不安を抱きがち。私もそうです。この本を読み始めた時は、そんな思いでいっぱいでした。心がモヤモヤして動けなくなる日も・・・。その時にこの章を思い出し、唱えてみました。根拠はなくても「大丈夫、すべてはうまくいく」と。そして一つずつ目の前のことに取り組んでいくと、なんとなく前に進んでいる感じが今はしています😊
◻️大事なものをたくさん持つ
そう、私も45歳くらいまでは、一点集中によって爆発力を発揮することができました。でももう。50歳手前の私にはそんな生き方はむずかしい・・・。80点や90点に近い点数はもう出せないけれど、仕事、家事、友人、趣味も、だいたい平均点くらいを出せたらもう十分。ゆるくたくさん、大事なものを持って楽しく生きていこう思います。
🌲最後に
このほかにも、日常にアートを散りばめるアイデアや、自然との関わりの大切さ、子どもや家族と一緒に過ごす時間が人生の中でどれほど貴重な時間であるかの気づき、など、日本とフィンランドでの暮らしの中から見つけた島塚さんの考え方がたくさん紹介されています。
ますますフィンランドに行きたくなりました。サウナに美術館に森林に。魅力たっぷりで熱が冷めません。島塚さんにも会ってみたい。文章からそのお人柄がにじみ出ている。
根拠はなくても、大丈夫。でもチャレンジしないと何も変わらない。今日も明日も「すべてはきっとうまくいく。」そうやって一歩ずつ前に進んでいこうと思う、素敵な本でした。
最後まで読んでいただいきありがとうございました📚
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