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量と質についての現時点での考え方
大切なのは「量」か「質」か、よく出る話題かと思います。
これについて、私の現時点での見解としては「質は出そうと思って出せるものではないので、量を出すしかない」だと思っています。
例えば。
私が10年構想を練って文章を執筆したところで、アガサクリスティのような文章は書けません。これが50年になっても、100年になってもおそらくできないでしょう。
お見せする以上、ある程度のクオリティというものは大切だとは思います。
ただ、この「ある程度のクオリティ」=「質」というものについても疑問が残ります。
どの程度が「ある程度のクオリティ」なのでしょうか。
ライブに出たいと決めて、ギターを購入したとします。
そのギターはテレビなどで活躍する凄腕ギタリストくらいまで上達したらステージに立つのでしょうか?いったいいつになるのか、そもそも50年練習し続けても同じように演奏できるようになるかもわかりません。
では、「自分が納得するまで」でしょうか。
ただ、私は「俺の今の技術で満足だ!」と言っているミュージシャンは見たことがありません。私からみて抜群に上手なギタリストでも「もっと上手になりたいなぁ」と言っていますし、今の実力に納得も満足もしていないように思います。
そうだとしたら「自分が納得する」瞬間はおそらく来ないことになってしまいます。
こういった事からも結論としては「(期限を決めて、その期限まででできる最大限のことを行って)量を出す」しかないかと思っています。
練習や勉強は限られた期間で思い切りやり、そして期限を迎えてアウトプットをした後に、また期限を作って繰り返せばよいです。
世の中の天才と呼ばれる人も、アウトプットし続けていますし、ほぼ期限を守っていますよね。そうでないと映画は公開されないですし、週刊漫画なんて読むことが出来ないですし、テレビアニメも決まった日、決まった時間に見ることはできませんし……枚挙にいとまがありません。
ただ、この時に注意が必要なのは、「量」だけ出せばいいわけではないという点です。
私がこの毎日飽きずに投稿しているnote。
「毎日投稿する」という点だけであれば、「あ」とだけ書いて投稿することもできますし、過去の文章をコピーして投稿することも可能です。
でも、これだと何にもならないことはわかるかと思います。
バランスは必要ですが、ただ、期限を決めて「量」を打ち続ける。
「質」については世間が判断するものかと思います。