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私は、『私』のままで生きていくんだ。

私には小学校の先生をやっている友達がいる。

彼女は何に対しても要領が良い。初めてのことであっても割となんでもできる。

妙に存在自体に圧があると言うか『こいつには逆らえねぇ・・・』みたいなオーラをまとっている女の子。・・・あ、ちなみに褒めている。

理不尽な言い分に対しての反論も得意。口がうまいのだ。


そんな彼女が仕事に関しての愚痴をこぼしていた。

教師として、一人ひとりの生徒に目をかけてあげようという教育方針とは裏腹に、一クラス40人という制度は変わらない。

こうしてくれ。ああしてくれという要望ばかり増えるのに、業務の改善はなされない。

・・・でもそんなの今更どうしようもないから、教師陣で飲んで・愚痴をこぼして。頑張る毎日を送っているのだそう。



私にとって、彼女は何にでも立ち向かえる強い女の子だった。

理不尽なできごとも変えていける女の子だった。

彼女のようになれたら、と思うこともあった。

でも、そんな彼女も『社会』の理不尽さには逆らわずに生きている。



私は彼女のようになって、コリ固まったルールの中でも働けるようになりたかったんだろうか。

いや、そうじゃないよな。と思う。

確かに、どんな環境でも 時に心を押し殺して働ける『忍耐力』という名の強さはとても魅力的だ。

でも、私は おかしいことは『おかしい』と言いたいし、変なルールの中 我慢して働きたくない。

うん、これが私なんだよな、と思う。


彼女のようになったらしたいこと、なんて本当はなかった。

折れない心を持って、教師になりたかったの?

違うよね? 文章を書いていきたいんだよね。


私は、私のままで『したいこと』がちゃんとあったのだ。


『他人を羨む気持ち』は誰もが持つものだけども、その人になって何がしたいのか、一度考えてみるのもいいかもしれない。

そして、その人になって。その人の思考になって。『今』の本物の私がやりたいと思っていることができるのか、よく考えてみて欲しい。


結局、自分がやりたいと思えることをできるのは、『私』なんだよな。


・・・と、再確認した話です。・・・キンドル本の作成がんばります・・・。






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