ヘルベルト・ブロムシュテットと私
いよいよ!
97歳の老人を飛行機で連れてくる日が近づいてきた。
あんまりな表現って?😂
N響桂冠名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットははたして予定通り来日するのか?
直近の定期が10/10だから、リハーサルに3日間かけるとすれば10/6までには来日の予定?
去年のブロムシュテットやフェドセーエフの代役なしの交代劇にはブーブー文句言いましたが、今回はもう博打感覚😅
去年の例があるから、代役でも文句言えねー😂
てか、N響事務局、さすがに代役の声かけは一応してると思うのだ。
B定期はベルワルドとかニールセンとかマイナー北欧プロで、振れる人が限られている。
広響でアッテルベリやスヴェンセンを振っていた秋山和慶なら振れるかも?😅
A定期のオネゲルとブラームスはN響正指揮者の尾高忠明?
C定期のシューベルト2曲は広上淳一なんか面白そう。
仮定の話ではあるが、不謹慎だからやめろって?😅
そりゃ御大が無事来日してくれるのが一番ありがたいに決まってる。
私がブロムシュテットを初めて聴いたのは2010年4月のN響定期。マーラーの9番だった。
非常に精緻で、調和のとれたマーラーだった。私は情念渦巻く系のマーラーが好きではあるが、均整のとれたマーラーも好きだ。
その後はしばらくFMで聴いていた。しかし私は彼のベートーヴェンをどうも好きになれなかった。
小澤征爾のベートーヴェンもだが、颯爽としてるだけで伝わってくるものがないのだ。
「年齢のわりには若々しいベートーヴェン」というだけの印象だった。
それだけに積極的に生で聴こうとは思わなかったが、一昨年に「もう一回くらいは聴いておきたい」という気持ちになりB定期に行った。
ムストネンのピアノは好きになれなかったが、後半のニールセンの3番「広がりの交響曲」が素晴らしかった。
第4楽章の民謡的な冒頭主題に完全にハマってしまい、いろんな指揮者の音源で聴くだけでなく、鼻歌でもよく歌っていたくらいだ。
ブロムシュテットは私にとってニールセンの面白さを教えてくれた指揮者として一生忘れることはないだろう。
せっかくニールセンの面白さを知ったので他の作品も聴いていけばいいのに、そこまではしていない。最近は深掘りをすることがめっきり減ってしまった😂
さて今回は直前まで様子を見ていたが、ヨーロッパで元気にブルックナーやブラームスを指揮してるようなので、慌ててチケットをとった。
97歳の老巨匠は本当に来日するのだろうか?