発達が進むことで起こる5つの課題
発達障害は発達の凸凹と表現されますが、人間は元々、
身体
情緒
認知
言語
などの発達が複雑に絡み合って成長していきます。
ちなみに、「発達」という言葉は元々「子どもの〜」という意味で使われていますので、一般的には「成長」と言い換えることもできます。
そうすると、発達は何も子どもに限定されたものでなく、人間は生まれてから死ぬまで発達する(成長する)生き物と見ることもできます。
発達が進むことで起こる別の問題
発達は各部単体で成長することもあれば、他の場所が成長しなければ発達が進まない箇所があります。
有名なものでは、情緒(=人と交流することの興味)が発達しなければ言語は発達しません。よって、言語発達を促すために、まず人への興味を持たせることが必要になります。
これとは反対に、発達を促したために、他の箇所のバランスが崩れて一時的に行動面が悪化することがあります。
今回は、発達を促すことで一次的な行動の悪化が見られるケースを紹介します。
(全員に見られる訳ではありません)
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