「潔さ」で売上3倍!僕が営業で学んだ、駆け引き時代の終わり
はじめに:失敗から気づいた「潔さ」の価値
こんにちは。25年間の陸上自衛官、7年間の民間の会社を経験してきたKOHです。
自衛官から会社員になった当初はめちゃくちゃ"ねちねち"した営業マンでした。
「このタイミングで提案すれば...」
「こう言えば相手は...」
「ここで引っ張れば...」
今思えば恥ずかしい限りです。
そんな私が「潔い営業」に出会い、人生が変わりました。今日は、その体験をお話しさせていただきます。
第1章:衝撃の一言
「え?」
入社当時、上司からかけられた一言です。
お客様への提案前、私は完璧な営業シナリオを練り上げていました。
もしこう言われたら、こう返す
ここで断られたら、この商品を出す
価格で悩まれたら、このように説得する...
上司に得意げに説明した私に、その一言が飛んできたのです。
「誰もそんなねちねちした提案に乗りませんよ?」
第2章:「潔さ」との出会い
その日、上司は続けて言いました。
「KOHさんは何が一番いいと思ってます?」
「はい、この商品です」
「なら、それだけ持って行ってください。全力で勧めて、ダメなら潔く引いてください。」
当時の私には、衝撃的な考え方でした。
でも、この言葉が私の営業に対する考えを変えることになります。
第3章:「潔い営業」の驚くべき効果
実際に試してみると、信じられない変化が起こりました。
【具体的な変化】
商談時間が半分に
成約率が1.5倍に
より大きな案件が取れるように
紹介が増えた
仕事が楽しくなった
なぜ、このような変化が起きたのでしょうか?
第4章:お客様の本音
実は後日、あるお客様から貴重な言葉をいただきました。
「KOHさんの提案は、他の営業マンと違って分かりやすかった。自分の考えをはっきり言ってくれる。だから信頼できた」
これが、重要なポイントでした。
お客様が求めているのは:
明確な提案
誠実な対応
責任ある態度
つまり、「潔さ」だったのです。
第5章:「潔さ」の具体的な実践法
では、具体的にどうすれば「潔い営業」ができるのでしょうか?
私の経験から、重要なポイントをお伝えします。
1. 提案前の準備
自分が最も良いと思う商品を決める
その理由を3つに絞る
デメリットも正直に伝える準備をする
2. 商談時の態度
最初に結論を伝える
質問には即答する
分からないことは「分かりません」と言う
期待値のコントロールを徹底する
3. フォローアップ
決断を促す
断られたら潔く引く
感謝の気持ちを伝える
第6章:失敗談から学ぶ
完璧な「潔さ」を実践できるようになるまで、もちろん失敗もありました。
【失敗例1:潔すぎた提案】
私:「これが最適です。今日中に契約しましょう」
お客様:「ちょっと急すぎませんか...」
確かに、潔すぎました(苦笑)
【失敗例2:引き際を間違えた】
私:「では、ご検討ください」
お客様:「はい...」
私:「あ、でもこちらの商品も...」
潔く引く、を忘れてしまいました。
第7章:「潔さ」が活きる場面と活きない場面
正直に言うと、「潔さ」が全てではありません。
【効果的な場面】
初回提案時
価格交渉時
クレーム対応時
契約締結時
【要注意な場面】
信頼関係構築段階
複雑な要望のヒアリング時
社内調整時
第8章:最後に伝えたいこと
「潔さ」は、決して武器を捨てることではありません。
むしろ、最強の武器を選び抜き、それを全力で使うということです。
私の経験から言えること:
人は「潔さ」に心を開く
正直者が、本当に得をする
シンプルな方が、強い
おわりに
皆さんも、ぜひ「潔さ」を武器にしてみてください。
きっと、新しい景色が見えるはずです。
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