【Part8】ぜんぜんわからなかったECSについてまとめてみました (概念と実際の画面で見ていくAWS ECS解説)
こんにちはこぐまです。
さて、「ぜんぜんわからなかったECS」シリーズ、続けていきましょう!
前回までのまとめ
前回までの実践で、
「クラスター」を作成し、
「タスク定義」を作成し、
「タスク」を実行し、
「EC2 Auto Scailing」の動きを確認しました。
そして、自分の作った「タスク(コンテナ)」に外から「アクセス」して動きを確認するところまで出来ましたね!
また、「クラスター」から「タスク」を実行するだけでは、
ちょっとかゆいところに手が届かないというか、
もうちょっとうまくやってくれないの?
・・というもどかしい部分があることも説明しました。
そこで登場してくるのが、ECS専門用語の一つとして紹介した「サービス」という概念です。
サービスというと、「提供」とか「奉仕」みたいな意味合いがあります。料理をおいしくいただくために、笑顔で接客したり、おしぼりやお水の無料提供があったりしますね。また、あるところは、子供用に小さな椅子を用意してくれたり、特別な部屋を用意してくれたり、会計はお席で受けられたり・・など、レストランごとにサービスの形態は異なります。
ECSにおける「サービス」も同じで、「タスク」をより使いやすくするための「提供・奉仕内容」と考えてもらえるといいかもしれません。また、レストランのお客様へのきめ細かい接客が店の評判につながるように、タスクの運用状況を常にモニタリングして状況を管理者に通知することも「サービス」の役割です。
いわゆる「クラスター」からのタスク実行が「セルフサービス(自分でやってね)」であるのに対し、サービスからタスクを実行すると、「フルサービス」になる(つまり、タスクの運用管理を「サービス」が全部やってくれる)というイメージを持ってもらえればいいかなと思います。
では、そんな「サービス」を使ってタスクを実行してみましょう!
実践の前提状態の確認
前回の実践の最後で「クラスター」ごと削除していた場合は、Part5からもう一度「クラスター」を作成しなおしてください。
「EC2 Auto Scailing」の「グループサイズ」の数を変更して「EC2インスタンス」を終了しているだけの場合は、とりあえず1台だけ「EC2インスタンス」を起動させてください。
一応前提例を以下に載せておきます。
では、実践開始!
「サービス」の作成
まずは先程の画面から、「サービス」タブの「作成」をクリックします。
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