【注目記事】わくわくエンジン=ライフスタイルを探す/大学の授業を100分に拡張するとどうなる
土曜日は「注目記事とヒント」を書いています。
今回取り上げるのは次の2つの記事です。
11 わくわくエンジン=ライフスタイルを探す
12 大学の授業を100分に拡張するとどうなる
11 わくわくエンジン=ライフスタイルを探す
>>以下、記事からの引用
<<以上、記事からの引用
https://news.yahoo.co.jp/byline/yuasamakoto/20170426-00069685/
これがアドラー心理学でいうところの「ライフスタイル」です。それぞれの人が自分の個性と強み(わくわくすること)を使って、野球チームという共同体に所属することを追求しています。所属がうまくいかないと共同体での居場所がなくなり、「なんでこんなことやっているんだろう」という鬱々とした気持ちになります。
それを解消するためには、ここで提案されているようなワークショップをするのもいいでしょうし、またサビカス流のインタビューを受けるのもいいでしょう。アドラーの考え方を受け継いでいるサビカスは、小さい頃(小学生時代)にどんな仕事につきたかったか、憧れのヒーローは誰だったかということとその理由から、ここでいう「わくわくエンジン」を探していきます。
12 大学の授業を100分に拡張するとどうなる
>>以下、記事からの引用
<<以上、記事からの引用
https://mainichi.jp/articles/20170426/k00/00e/040/253000c
記事をよく読むと、15回が基準となっている授業回数を減らすことが主眼であり、100分に拡張することで得られる授業実施上のメリットは考えられていないようです。むしろ「1コマの時間が長くなれば、学生の発言の機会が増える。だが、集中力が続かない学生もいる。いかに学生をひきつける授業ができるか、ますます教員の手腕が問われる」ということになりますから、簡単に授業の質を上げることは難しそうです。
そもそも、ロバート・パイクの「90/20/8の法則」で言われる「研修や授業の1セッションは90分以内で終わるようにする」に反していますので、いかに面白い授業をやったとしても受講者の注意は続かないでしょうね。
それよりは、「90分授業(レクチャー中心)/15分休憩/90分授業(ワーク中心)」でワンセットにすればいいと思います。そうすれば授業日数は半分になります。また、既存の時間割を壊さずに適用できます。
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