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ちはるのファーストコンタクト(2019年)

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2019年に書かれた(書かれる)「ちはるのファーストコンタクト」のすべての記事が読めます。300本以上あります。月額購読するよりも割安になっています。
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2019年5月の記事一覧

【研究】職場で学ぶことは自立することと協力すること(だけではない)

水曜日は「研究すること」のトピックで書いています。 人は学校を出てから、社会の中で働き始めると、学校とはまた違ったことを学んでいきます。たとえば、人の話を聞きながら必要なことをメモに取るとか、不明なことがあったら質問をするとか、他の人が働いているところを観察しながら学ぶといったことです。 こんなふうな行動をしながら、職場の中で、一人で仕事ができるようになっていきます。つまり、自立するということです。 メモを取るとか、質問をするとか、他の人の行動から学ぶとか、みんな学校で

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【コーチング】16コーチ/トレーナー育成の理論と実践がこれからの課題【最終回】

火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。しばらくコーチングの話題で書いています。 これまで15回にわたって「アドラー心理学に基づくコーチング」について書いてきました。見出しを列挙すると以下のようになります。 01 教育コーチングの重要性 02 コーチング/トレーニング/カウンセリングの位置づけ 03 コーチングのトレーナー的側面とカウンセラー的側面 04 マズローの自己実現とは全体として自分らしくなること 05 ロジャーズのエンカウンター・グループの”対

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【アドラーオンライン】12 ライフスタイルではその人がどこに向かっているかに注目する

月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。しばらくアドラーオンラインの内容で書いています。ビデオと質疑応答で学ぶ「アドラーオンライン(note版)」もお試しください。現在ここで連載しているアドラー心理学の記事もまとめて読むことができます。 前回まで、アドラー心理学の1つ目のキー概念である劣等感を取り上げてきました。今回から、2つ目のキー概念である「ライフスタイル」を取り上げていきましょう。 私たちが他の人を見るときは、その人の性格に注目することがあります。性格はたと

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【質問】「ハーフ・アンド・ハーフ」はアドラーの用語ですか?

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問やメッセージは「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 今回は、ひとつ質問が届いています。 [Q1] 「幸せな劣等感」のアドラー心理学関連図書で紹介されている「生きるために大切なこと」の巻末にある解説に、「ハーフ・アンド・ハーフ」という言葉が出てきます。 この考え方も、アドラーの理論の一つなのでしょうか。 出来れば、もう少し詳しく知りたいです。よろしくお願いします。私が調べた限り

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【経験と感じ】鹿児島大学での教育工学研究会にて研究発表をしてきました。

土曜日は最近の出来事の経験とその感じを書いています。 教育工学会研究会が鹿児島大学にて開かれました。向後ゼミからは私自身の発表も含めて以下の5件の発表がありました。 松村智恵・向後千春(2019.5)画像とワークシートを活用した大学の観光地理の授業実践と学生による評価『日本教育工学会研究報告集』JSET19-2, Pp.45-52 石川奈保子・阿部真由美・向後千春(2019.5)オンライン大学の授業におけるレポート再提出方式の実践とその効果『日本教育工学会研究報告集』J

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【Youtube】16 “気づき” だけでは意味をなさない。

金曜日は「思うこと/したいこと」のトピックでYoutubeしています。 第16回目は「“気づき” だけでは意味をなさない。」という話です。では、どうぞ。 マガジン「ちはるのファーストコンタクト」をお読みいただきありがとうございます。購読者が増えるたびに感謝を込めて全文公開しています。このマガジンは毎日更新(出張時除く)の月額課金(500円)マガジンです。テーマは曜日により、(月)アドラー心理学(火)教える/学ぶ(水)研究する(木)お勧めの本(金)思うこと/したいこと(土)

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【本】崎谷実穂『ネットの高校、はじめました』:広域通信制「N高校」の実際

木曜日はお勧めの本を紹介しています。 今回は、崎谷実穂『ネットの高校、はじめました』(角川書店, 2017)を取り上げます。 ■要約通信制高校は日陰の存在だ。全日制に通えないから仕方なく選ぶというイメージが取り付いている。N高校は通わずにネットで学ぶということを最先端の方法として実現させた。それを魅力的なコンテンツ作りとニコニコ動画で培った技術が支えている。通信制の弱点である友達ができないということについては、チャットツールSlackの導入や沖縄・伊計島キャンパスでのスク

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【研究】研究発表ビデオ「グループワークについての態度はグループワーク中心の授業後にどう変化するか」

水曜日は「研究すること」のトピックで書いています。 教育工学会研究会が鹿児島大学にて開かれました。私は「グループワークについての態度はグループワーク中心の授業後にどう変化するか」というタイトルで口頭発表しました。 発表はスライドを投影しながら19分間で行い、そのあと5分間の質疑応答がありました。資料として、発表原稿とスライド資料を公開します。もしよろしければご覧ください。

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【コーチング】15 インストラクションと知識は素振りにすぎない

火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。しばらくコーチングの話題で書いています。 前回は、アドラー心理学に基づくコーチングは何をするのかということをまとめました。 さて、Youtubeでこんなビデオを作りました。4分ほどの短いビデオなのでもしよろしければご覧ください。 ちはるちゃんねる (14) ボールを打たなければパーフェクトなのにね 「ボールを打たなければパーフェクトなのにね」というのは、コートの外でやる素振りはパーフェクトでも、実際にコートの中

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【アドラーオンライン】11 自尊心を守るために自己防衛する

月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。しばらくアドラーオンラインの内容で書いています。ビデオと質疑応答で学ぶ「アドラーオンライン(note版)」もお試しください。現在ここで連載しているアドラー心理学の記事もまとめて読むことができます。 前回は、自尊心は3つの方法で作られることを言いました。1つ目は、他者との比較です。2つ目は、他者から評価されることです。1つ目と2つ目の方法の共通点は、いずれも他者が関わっていることです。これをまとめて「随伴的な自尊心」と呼びます。

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【質問】小学校の問題解決学習をどう思いますか

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問やメッセージは「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 今回は、ひとつ質問が届いています。 [Q1] 教える技術から考えて、小学校等で行われている問題解決学習ってどう思われますか?質問者がどのようなイメージで「問題解決学習」をとらえているのかわからないけれども、一般的に言えば、解決すべき問題を提示して授業をスタートするのはよい方法です。メリルのインストラクショナルデザインの第一原

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【経験と感じ】アドラー心理学入門講座は折り返し/アドラー流子育て講座がスタート/早稲田大学職員の3年目研修を実施

土曜日は最近の出来事の経験とその感じを書いています。 アドラー心理学入門講座は折り返し早いもので、アドラー心理学入門講座は半分の4回目まできました。お疲れ様ということで、中間の懇親会を開きました。たくさんの人に参加していただきました。 こんなふうにして、たまたま中野エクステンションセンターに集まった人たちが仲間になっていきます。そうしてコミュニティが形成されていくようです。引き続き後半も頑張っていきましょう。 アドラー流子育て講座がスタートしました早稲田大学エクステンシ

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【Youtube】15 Youtubeでは何をYoutubeするべきか

金曜日は「思うこと/したいこと」のトピックでYoutubeしています。 第15回目は「Youtubeでは何をYoutubeするべきか」という話です。では、どうぞ。 マガジン「ちはるのファーストコンタクト」をお読みいただきありがとうございます。このマガジンは、ほぼ毎日更新の月額課金(500円)マガジンです。また「2019年版」ではその年のすべての記事が月額課金よりも割安(3000円)で読めます。テーマは曜日により、(月)アドラー心理学(火)教える/学ぶ(水)研究する(木)お

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【書く技術】06 ミントのS-C-Qモデルで文章の最初の導入部を書く(実例)

水曜日は「研究すること」のトピックで書いています。研究を含め、あらゆる活動のアウトプットをするための基礎スキル「書く技術」について書きます。4月18日(木)に技術評論社から出された拙著『伝わる文章を書く技術』もご参照ください。 前回は、「まえがき」を書くためのモデルとして、ミントのS-C-Qモデルを紹介しました。これは以下のような構成でストーリーを書くことです。  ↓ 状況(Situation):主題に対して確認されている事実  ↓ 焦点化(Complication):そ

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