弁護士に親しんで2021.1.21
連日,弁護士会館に来ている
そのタイミングでストックしていた記事公開
弁護士はもっと市民に身近な存在になることを目指している,,,はず
昨日は,ちょうど司法試験の合格発表だったみたい!合格者を増やそうとして始まったのに,気づけば,旧司時代と同じくらいになった?でも合格率としては圧倒的に高水準になっている・・・ということは,それだけの教育も充実している。。。はず
延々に合格できないまま不安定な人生を送ることになっていた時代にないメリットがあるはずだと信じている
誰にでもチャンスが広がったとも評価して,さあ,弁護士界に親しもう
「自由と正義」を読んでみよう
日弁連に所属している弁護士には,毎月,自由と正義とともに,日弁連新聞,日弁連委員会ニュースが届く
積読本になりがちな残念な状態を打破すべく,お目通し記事を発信しながら,ついでに,弁護士に親しんでもらうことに貢献したいと思う
妙に擁護したいわけでもない
家族法について改めていく法制審議会諮問の報道があれど,多くの弁護士は感知もしないかもしれないということ,単に心がないものと非難するだけでは空転してきた経緯を省みながら,弁護士・弁護士会の実像を知ること,その上で,悩みのある市民として活用していく活路を見いだしてくれることを願う
単にひとりでは,向き合わないので,発信を契機に(そして,毎日の発信のネタにも困らずに済むので),がんばろうというのが本音
自由と正義の目次はこちらから
向き合う,といっても,興味あるものがあるかないかのチェックに終わる可能性が大いにある
実は,組織についてあんまりしらない,ということも改めて知る・・・
会長による年頭所感に始まるのだけど・・・民事司法改革についてはあくまで,IT化研究会のことなどはあっても,いかに,家族法分野が些末な扱いか打ちのめされていく
司法の国際化・・・にも子どもの権利については触れられず
向き合うと決めて早々心が折れる
特集は被災地支援をされている方々の発信~そういう分野もあるのねーとここに他人事になってしまうのはドライだろうか
弁護士のための新法令紹介のコーナーがあるから,ここにきっと,必ず,と夢見てしまう
結局,興味が刺さることなく,懲戒処分の公告欄をめくると!!!
子らの引き渡しを求める事件の代理人としての行為が,戒告されている!
弁護士としての品位を失うべき非行について考えさせられました
新聞とニュースもチェック
日弁連ひまわり基金20周年記念シンポジウムの報告
この基金は,「いつでも,どこでも,だれでも良質な司法サービスを受けられる社会の実現」を目指し,1999年に設立したという
司法過疎対策の現状と課題として,「地方裁判所支部単位での」弁護士ゼロワン地域解消はよしとして,「簡易裁判所や市町村レベルまでどう広げるか」,司法過疎対策にとどまらない司法アクセス全般の改善にどうつなげるかが指摘されたという
弁護士探しに苦労する分野ってあるよね・・・そこまで言及されたのやら
2面には,養育費の不払い解消の方策に関する意見書を提出って!
養育費の不払い解消は喫緊の課題としている
養育費払っても子どもと会えない問題の扱いも喫緊のはずなのにね
大谷美紀子委員が国連子どもの権利委員会委員に再選
喜ばしいのかな?
シンポジウム「法曹界における202030を検証する」に上野千鶴子氏が基調講演!!
フェミニズムとは女性が女性を捨て男性のように働くということではなく,男女差を受け入れ,違っていても差別されないことであり,弱者を弱者のまま尊重される思想をいうと解説した
加えて
世の中の空気を変えることで法を弱者にふさわしいものに作り変えられるよう,法律専門家も活動すべき
民法読めば,親子は親子と書いてあって親権の有無では親子関係に変わりがないということがわかるけど,世間が誤解しがちな問題は,まさしく,ふつーの人にわかりやすい法律であるべきということに思う
会長のおことばも刺さる
現状を打破するには,機会の平等ではなく結果の平等を求める必要があること,女性の法曹人口増加を基盤整備と位置付けて推進すべき
共同親権だな,にたどりつくわ(超個人的感想)
日弁連委員会ニュースは?
向き合った結果,いかに,親子の問題の扱いがちっぽけなのか(ほとんど扱われていない)に向き合うことになった・・・絶望
頒価が,1050円もすることを初めて向き合う
毎月中旬に届くようなので,2021は続けてみようと思う!!
お付き合いいただける奇特な方がいらっしゃいましたら,どうぞお楽しみに!!
有料マガジンもよろしくね
※上記マガジンに関する特典※
法律相談料割引チケット付の有料マガジンについては,あくまで,法律相談料の割引であり,法律相談の内容については,子連れ別居が起きたとき,に限りません
相談内容に直結しなくても,割引サービス(あと優先予約付)のためにご購入いただいた方は,ぜひ,ご関心もっていただけると幸いです
世界から強く非難を受けて,ついに,国内でも,見直しを迫られ,法制審議会での諮問が予定されることになった親子法制に関わる内容を知ることができるでしょう
どうぞよろしくお願いいたします