5月22日 棚瀬一代先生を偲んで
毎月22日は共同親権DAYという中で、今日は一層重みを感じる
まずは、5月22日は子どもの権利条約が日本で発効した日らしい
それ自体、思い馳せるものがあるところ、何より、先日知ることができたのは、この日が棚瀬一代先生の命日であるということ
7年前、弁護士になりたてで、初めての子の連れ去り案件にまさに直面していたように思う
棚瀬先生にお会いすることは叶わなかったけど、著書を手にとることができた
まさか、民法改正のために法制審議会での検討が始まるなんてことは予想もしていなかった
単独親権制の枠組みの中でも、親自身の意識と知恵と工夫とちょっとした勇気、何よりも子どもへの愛情さえあれば、ある程度は共同養育理念の実現は可能だし、そのための気付き、立て直しに取り組む、そういう方針で裁判手続を利用していくことにも価値を見出していた
そう思うと、今、その枠組み自体の見直しをしようという機運があること自体が喜ばしく、楽観的に思ってしまう
たとえ、小さく生まれるようなことがあったとしても、法制審議会で揉まれて民法改正が叶ったときの「共同親権」は、きっと、単独親権制の闇を克服する力を持つものと信じている
理想的な制度を構築していくことは、これからもずっと必要だし、共同親権制へと法改正をした世界の国々も今も努力を続けている
大切なのは、現にある、人権侵害の是正だ
もしも、棚瀬先生がご存命だったら・・・そういう叶わぬ夢も描いてしまう
しかし、その志を引き継いで取り組んでいる方は多くいて、まさに、魂こそはご存命であるといえるだろう
特に、その志に共鳴して、人権問題としてアプローチする弁護士の先生方がこんなに増えている
リーガルチェックを通すことで、和製共同親権制を創造する上でも、親子らしさを守るために最低限譲れない枠組みを守れるのではないかと期待できる
今夜は、これからウェビナーでさらに学ぶ
共同親権が日本を救うのである
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