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「好きな本をあげて」と言われたら、『いやいやえん』と『もりのへなそうる』だと答えたい読書ブロガー

幼稚園の年長組 ほしぐみ
若い担任の先生がやってきました

いわゆるオーソドックスな幼稚園児らしい教育ではなく、
多分、当時としては、相当、最先端の幼児教育だったと思います


カイコやミノムシ、カブトムシの幼虫と戯れ
どろんこになって遊び
ソーラン節踊らされ・・
郵便屋さんごっことういう名の『文字の勉強』

今じゃ当たり前になったことばかりですけどね
50年以上前のこと

若さゆえの情熱、感じます
そして、そんな先生に出会えたこと、人生において、本当にラッキーでした


中でも、本のチョイスは最高で、
いやいやえん』や『もりのへなそうる』など
当時としては、まだまだ新しい絵本
いつも読み聞かせてくれました

自分の年齢に近い子供が主人公の物語
決して、いい子じゃないけど、憎めないキャラクター

あの時に、今の私の本好きスイッチが押されたと、思っています

それまでは、完全に善と悪で、道徳ちっくなお話ばかりでしたもの


もしかしたら、本嫌いな人って、子供の頃の『いい人におなりなさい』メッセージに辟易したっていう人もいるかもしれませんね


しかし、母の話だと、どうやら親たちからは、評判がイマイチだったそうです
ちょっと早過ぎたかな〜

たとえ中川李枝子・山脇百合子作品でもね


もしも、好きな本をあげてと言われたら、いまだにこの2冊

読書ブロガー、もっと硬派な作品かと思いました?

きっと、私にとって、この2冊は、主人公によって変える、先生の声色がセットになっているから、最高の本なんだと思います

そう、先生の声の分ね
だとしたら、もうこれを抜く本はないな〜
今や、全部、私の頭の中の声ですもの🤭


ではまた☺️





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