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ムードメーターで感情理解
社員さんの提案より始まったムードーメーター。
ムードメーターとは、イェール大学のマーク・ブラケット教授が提案する気持ちのコントロールをする手法です。
縦軸にエネルギーの高さ、横軸に快楽(気持ちよさ)の大きさを取ります。喜怒哀楽でいうと、喜が黄色、怒が赤色、哀が青色、楽が緑色です。子どもが入室する時、その時の気持ちを表したところにマグネットをピタッと貼ります。こうすることによって、その子は、自分の気持ちをラベリングすることができます。小さい子どもにとって、自分の気持ちを正しく理解し表現することは簡単なことではありません。しかし、ムードメーターを使って、遊び感覚で自分の感情に触れていくと、少しずつ自分の気持ちが理解できるようになり、情緒の安定にも繋がります。
今日は、ある年中さんが黄色(喜)エリアにマグネットをペタッと貼ってくれました。理由を聞くと、「ゼリーが当たったから、うれしい」とのこと。そこから、色々エピソードをたくさん話してくれました。
子どもたちがムードメーターに楽しく取り組んでいる様子です。さらに、たくさんの会話の表出のきっかけとして活用できたら面白いなと思っています。尚、このムードメーターは現在トライアル中。どのように運用していくとよりよいものになるのかを検討していき、本格導入にこぎつけたいと思っています。
↑ムードメーターの紹介動画です。