予定は未定の秋旅~名古屋編その3
甘いもの(今回は「大あんまき」)を手に入れた後は、しょっぱいものも手に入れたくなるループに入ります。
すると「グランドキヨスク名古屋」で、名古屋キヨスク限定の「坂角総本舗」の「なごや天婦羅」(5枚入り500円)なるものを発見。
「坂角総本舗」と言えば、都内有名デパ地下のほぼどこででも見つけることができ、「ゆかり」が代名詞ですが、正直なところ、この「ゆかり」については、自分で買ってまで食べたいものではありませんでした。私にはいったいどう表現したらいいかわからない食べ物だったのです。
しかし、「さくさく日記」(ネーミングもいい)を名古屋にいる元職場の同期に教えてもらってからは、お気に入りとなり、デパ地下で購入したりもしておりますが、とにかく今回はこの「なごや天婦羅」の名古屋らしいど派手なパッケージに釘付けになり、「名古屋キヨスク限定」でもあるので、購入してみました。
よく見たら、なんと!
天然海老一枚八割
とパッケージに書いてあるじゃあないですか!天然海老八割の揚げ煎にしちゃうなんてなんだかもったいないような気も…。
実際に味わってみたのは今回の旅から自宅に戻ってきた日でした。
天然海老だけのもったいなさのあまり、がぶりといけず、端っこを上品にかじってみました。
しゃくり…(カリッでもさくっでもない)
まあ、なんという軽さでしょう!
ごつい見かけからはこの軽さは想像できません。
そして、とろけながら、お口の中にこれでもかと押し寄せる海老、海老、海老の大群。海老「風味」なんてものじゃなくて、海老そのもの!天然海老だから?香りも豊かです。
まるで天然海老の天婦羅を頭からいただいてじっくり咀嚼したときのような感じとでもいいましょうか?
だから、まさしくネーミングどおり!天麩羅!
「さくさく日記」もそのネーミングどおり「さくさく」食べてしまうので、あっという間になくなるのですが、これは、さくさく食べてはいけないです。じっくり1枚を舌で転がしながら味わう究極の海老の揚げ煎なのかも。なので、私はこれはビールより日本酒と合わせてどっちもちびりちびりやりたいです。