見出し画像

やりたくてもできない人がいる


はじめに

あなたは全力で生きていますか?手を抜いていませんか?

こんな偉そうな質問をしている自分に対して問いてみると、決して「はい」とは言えません。

全力で取り組めていないことや誘惑に負けて時間を無駄にしてしまうことがあります。
例えば、仕事中、「今日は疲れてるから明日でいいや」といった中途半端な姿勢や受験生の頃、自分で受験すると決めたのにスマホをいじってサボっていたこと。過去を振り返ればたくさん出てくるでしょう。

しかし、自分がやりたいことを健康、経済、環境などの要因でできない人がいます。そう考えると自分がやることに対して全力でやる責任があるのではないかと思いました。

今回は自分の行動を見つめ直し、やりたいことに対して全力で向き合うきっかけにしていただきたいです!

やりたくてもできない人への思いを考える理由

この考え方はダルビッシュ有が発言していたことです。そして私はこの考え方を持つことで全力でやりたいことに取り組む義務があると感じました。まずはやりたくてもできない人のことを考えるべき理由を述べていきます。

  • 自分の状況に対する「感謝の気持ち」を育む
    挑戦できる環境にいると、当たり前に感じてしまいがちですが、「やりたくてもできない」人がいます。こうした人々の存在を意識することで、今の自分がいかに恵まれた環境にいるかに気づき、「挑戦できること自体がありがたい」と感謝の気持ちが育まれます。

    例:私は筋トレをしていますが、ジムに行き、トレーニングができる環境にいることに感謝を気持ちを持ちます。怪我や経済的な理由でできない人がいると知ることで、筋トレができること自体に幸せを感じます。そして、たとえ大会に向け、減量がきつくてもやりたくてもできない人がいると思えば、つらくても全力で取り組めます。

  • 「他者の視点」を持ち、共感力を高めるため
    自分の状況を当たり前であると考えると、 他人の置かれた状況や苦労に気づけません。やりたくてもできない人の存在を意識することで、自分とは異なる視点を持つ力が育ち、他人への共感や理解が深まります。

    例:旅行をしているとき、健康や経済的な理由で旅行ができない人がいると知ることで、自由に旅ができることは特別であることに気づくと同時に、他の人に対しても配慮しやすくなります。

  • 自分の挑戦に「責任」を感じるため
    「やりたいことに挑戦できる環境にいるなら、その機会を無駄にしない責任がある」と考えることで、より真剣に目標に取り組むようになります。やりたくてもできない人の分まで、自分が全力で挑戦することが自分や周囲にとっての意義が高まります。
    また、やりたいことをやっている時は協力してくれる人が必ずいます。「支えてくれる家族や仲間のためにも頑張ろう」という気持ちになり、挑戦への意欲や覚悟が一層高まります。

自分のためにもなる

やりたくてもできない人がいる中で、自分自身はやりたいことができる現状を意識することで取り組み方が大きく変わると思います。この考え方を持つことで生まれる効果を考えていきます。

  • モチベーションに左右されない
    「やりたくてもできない人がいる」と考えることで、感謝や責任を軸に行動できるため、日々の気持ちの波に左右されずに取り組めます。モチベーションの浮き沈みに関係なく、やるべきことに向き合う力が生まれるため、目標達成に向けて一貫した姿勢で努力を続けやすくなります。この安定した行動が、継続的な成長を支えとなります。

    例:受験をしたくてもできない人がいることを認識することで、成績が思い通り上がらなくても、勉強ができる環境に感謝の気持ちを持って取り組むことができます。

  • 周囲との信頼関係が深まる
    自分の感情だけに集中せず、広い視野を持って、他者の視点や状況を理解しようとすることで、共感力が高まり、相手に対して配慮ができるようになります。挑戦している時に周りのサポートに対して感謝を示すことができれば、支えてくれる人との絆が深まります

  • 自分の成長と満足感が得られる
    挑戦や日常に感謝と責任を持って、行動することで努力を続ける力が身につき、結果として自己成長が促進されます。達成感が得られたときには、単なる成功以上の充実感や満足感を味わえます。

    例:受験に合格した時に自分の結果だけに喜びを感じるのではなく、経済的なサポートをしてくれた両親や、勉強を教えてくれた先生など自分の環境の素晴らしさに感謝と幸せを感じることができます。

最後に

学校生活や仕事、そして会社に対して不満を抱くことは決して悪いことではなく、普通のことです。
しかし、あなたの学校や会社に入りたくても入れなかった人、そもそも学校に行けない人、働きたくても働けない人がいるわけです。

もし学校に行きたくても行けない人が行けるようになったら行事や勉強に手を抜くことなく全力で取り組むでしょう。仕事も同じです。

そう思えば、今の自分の環境に感謝と責任を持って取り組むことができると思います。そのマインドや行動は、自分自身の成長や周囲との関係にも良い影響を与え、充実した人生を築く基盤となると思います。

私自身も趣味の筋トレでの挑戦として大会に出場するにあたり、減量がつらくても、「やりたいことができている」、「挑戦できている」こと感謝と責任を持って、全力で取り組みます。

今回は、やりたくてもできない人がいることを認識することで、感謝と責任感を持ち、「全力で何事も取り組もう!」と思うきっかけになっていれば嬉しいです!

  • 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?