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レッテルを上手く利用する

はじめに

あなたは自分の名前に影響を受けていますか?

私は「光我」という名前で、「常に自分を光らせていたい!」「目立っていたい!」という思いが強く、影響をかなり受けていると思います!

この現象は他の場面でもあると思います。
例えばリーダーに任命された人はリーダーとしての振る舞いをするようになります。
逆に頭が悪いと言われた子供は、頭が悪いと思い込み、勉強しなくなります。

このように「名前やレッテル、役職、テーマを与えることが人の行動を変える」と思います!

この効果を良い方向に利用していけば、自分自身にとってプラスの行動を取れます。

今回は名前をつけることの効果や注意点を知り、名前やテーマを持って過ごすきっかけにしていただきたいです!

名付ける効果

まずは、名前やテーマ名をつけることで生じるプラスの面を考えてみたいと思います!

  • 物事を明確に整理できる
    名前やテーマを付けることで、抽象的な考えや複雑な問題が整理され、明確になります。これにより、理解が深まり、伝達がスムーズになります!

    例:ビジネスのプロジェクトに明確なテーマを設定することで、全員が共通の目標に向かって進めやすくなります。

  • 記憶や認識がしやすくなる
    レッテルや名前を付けることで、物事を簡単に覚えることや、他の人に説明しやすくなります。特に、複雑な内容でも、名前を付けることで人々の認識が揃い、コミュニケーションがスムーズになります。

    例:以前ソフトバンクホークスがチームのスローガンを「熱男」と付けていましたが、そうすることでチーム内やファンに全力でプレーするチームであることが浸透します!

  • 行動を促しやすくなる
    特定の行動や態度にレッテルを貼ることで、その行動をとるべき理由が分かりやすくなり、モチベーションが高まります。名前やテーマが行動の指針となり、メンバー全員の意識が統一されやすくなります。

    例:「早起きウィーク」という今週のテーマを自分で掲げると、早起きが習慣化しやすくなります。

  • ブランディングやアイデンティティを強化する
    名前やテーマを付けることで、個人や組織、製品のアイデンティティが強化されます。これにより、他者との差別化ができ、ブランドとしての認識が高まります。

    例:商品にユニークな名前を付けると、消費者に覚えてもらいやすくなり、ブランド価値が向上します。

  • コミュニケーションが円滑になる
    レッテルを貼ることで、複雑な概念や状況を簡単に表現でき、相手とのコミュニケーションが効率的になります。特定の名前やテーマが共通言語となり、話しやすくなります。 

    例:企業内で「イノベーション推進チーム」といった名称を付けると、目的がはっきりし、他の部門と連携しやすくなります。

  • 自己理解と他者理解が進む
    自分や他人にレッテルや名前を付けることで、その人物の特徴や行動が理解しやすくなります。自己認識が進み、他人もそれを参考にしやすくなります。

    例:大谷翔平に「二刀流の選手」というレッテルが貼られたことで、投打両方をやる選手であることが明確にわかります!

  • 夢を具体化し、実現に向けた行動を促す
    抽象的な「夢」が具体的な「プロジェクト」や「目標」に変わると、それに向けて具体的な行動計画を立てやすくなり、実現に向かって進むことができます。

    例:漠然とした「成功したい」という夢に「1年後に起業家として1億円稼ぐ男」という具体的な名前やテーマを付けることで、必要なステップが明確になり、行動を取りやすくなります。また、その名前を繰り返し意識することで、モチベーションも持続します!

この効果のワケ

  • 情報が整理され、明確化するから
    名前やテーマを付けることで、複雑な情報や抽象的なアイデアが整理され、シンプルで理解しやすい形にまとまります!これにより、何をすべきか行動や意思決定がスムーズになります。

  • 覚えやすいから
    人は名前やラベルを付けることで、情報を覚えやすくなります。具体的な名前を使うことで、内容を長期記憶に定着させやすく、他者にも印象に残るので、共通理解も得られやすくなります。

  • 行動力が上がるから
    具体的な名前やテーマがあることで目標がはっきりし、行動に移すきっかけが生まれます!名前やレッテルがあると、意識が集中しやすくなり、行動の方向性が明確になるため、モチベーションが高まります。

  • わかりやすい存在になるから
    名前やテーマは自己や製品のアイデンティティをはっきりさせ、他者に対して何を目指しているのかを伝える手段になります。これにより、外部に対する認識が一貫し、信頼や認知度が高まります。

  • 意思疎通しやすくなるから
    名前やテーマを付けることで、複雑な概念を簡単に共有でき、共通の認識が持ちやすくなります。これにより、誤解が減り、スムーズなコミュニケーションが可能になります。

注意点と対策

ここまでポジティブな側面を述べてきましたが、マイナスに作用するリスクもあります。そこを先に認識して対策がわかっていれば、プラスに使えると思います!

  • 固定観念が生まれる
    レッテルを貼ることで、その人や物事を一面的に捉え、新しい情報や視点を見逃すことがあります。これが思考の柔軟性を損なう原因になります。

    対策:レッテルに囚われすぎず、柔軟な思考を維持し、状況の変化や成長に応じて人は変化することを認識します!

  • 自己や他者を制限する
    レッテルによって自分や他人をその枠に閉じ込め、成長や変化の可能性を狭めるリスクがあります。

    対策:自分や他人がレッテルに縛られず、変化や成長を受け入れます!例えば、まだ子供だからといつまでも言うとその子の成長が止まってしまうので、アップデートしていくのも良いと思います!

  • 他者の期待を生む
    レッテルによって他者からの期待が高まり、プレッシャーがかかりすぎることがあります。その結果、無理をしてしまったり、ストレスが溜まる可能性があります。

    対策:コミュニケーションを取り、その人の変化を察知して、名前やレッテルに縛られないように気をつけます!大谷翔平も二刀流と言われているから二刀流をやらなくてはならないわけではないと思います!

  • 偏見や差別のリスク
    特にネガティブなレッテルは、偏見や差別につながるリスクがあります。レッテルが持つ印象が、人々の評価に不公平な影響を与えることがあります。

    対策:レッテルを貼る際には、偏見を生まないように慎重に考慮し、人や物事を一面的に判断するのではなく、状況や背景を理解した上でつけるのが大事です!

最後に

私は言葉の影響力は大きいと思います。ポジティブな言葉を発している時に、怒った表情をすることはないし、言葉によって人間は左右されます。

だからこそ「ポジティブな言葉でテーマや名前をつけることで、良い方向に行動も促進される」と思います!

また、なりたい像や叶えたい姿があるならもう既になっている状態の名前を自分自身に付けてしまえば、その状態でいることが普通になり、叶うのではないかと思います!

私はスポーツモデルでプロになる目標があるので、「スポーツモデルのプロである光我」と名付ければ、プロとしてどうすべきか、プロとしてどう筋トレに向き合うかが明確になります!

今回は名付けることを効果的に使い、やりたいことを成し遂げたり、人との関わりがプラスになるきっかけになっていれば嬉しいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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