できる前提で行動する
はじめに
あなたは新しいことに挑戦するとき、「どうせできない」と最初から諦めてしまったことはありませんか?
私も仕事で初めてのことに取り組む時に、「自分には無理だ、絶対できない」と感じることが多くありました。
未経験でエンジニアを始めたので、システムエラーが起きた時も、何から着手したらいいか分からず、どうしようもない状況でした。
しかし、その考え方を変えるだけで、状況は驚くほど変わりました。
それは、「どのようにしたらできるか?」と、できる前提で物事を考えることです。
最初から「できる」という前提で考えることで、行動が自然に前向きになります。
もちろん、スムーズにはいきませんが、できる前提で考えることが、問題の解決策が見えてきます。
今回は、「できる前提で考える」ことでみなさんの行動を前向きにするきっかけにしていただきたいです!
前提が結果を導く
「どのようにしたらできるか?」と考えることは可能であることが前提になっています。逆に「できない」ことは、失敗を前提にしています。
ここでは、「できる前提で考える」べき理由を述べていきます!
行動力が高まる
「できる」と考えることは、行動することも前提になります。最初から「無理だ」と考えると、挑戦する前に諦めてしまい、成長や新しい経験の機会を失ってしまいます。
例:初めてやる仕事でも「できる」と考えることで、そのタスクの目的から逆算して行動できます。
問題解決力が向上する
できる前提で考えると、困難があっても「どうすればできるか?」という視点に切り替わり、解決策を見つける力が身につきます。
例:困難な目標に直面しても、「達成するためにはどんな手段が必要か?」と考えることで、新しいアイデアや協力を得る手段を探し出せます。
自己効力感が高まる
できると考えることは、自分への信頼を高める行為です。そして、自信を持って、目標を達成することが、次の挑戦にも繋がり、さらに自己効力感を向上させます。
例:スポーツで「勝てる」と自信を持って試合に臨み、実際に勝つことで、次の試合にはさらに自信を持って挑戦できます。
他者へのポジティブな影響
できると考えて行動する姿勢は、周囲にもいい影響を与えます。ポジティブな姿勢がチーム全体の士気を高め、モチベーションを上げることがあります。
例:チームのキャプテンが「俺たちならできる!勝てる!」とチームを鼓舞することで、士気が高まり、一人ひとりが全力で試合に臨むことができます。
失敗しても成功を掴める
できる前提で考えることで、小さな成功体験が積み重なり、長期的に見て大きな成長を遂げることができます。たとえ1度、失敗しても、できることが前提なので、それを学びや経験として捉え、再挑戦できます。
例:難しい資格試験に「合格できる」と考え、勉強を続けた結果、たとえ初回は失敗しても、その学びがリベンジに繋がります!
「0か100かで考える」のはもったいない
最近ハロウィンがありましたが、ここ数年渋谷でのハロウィンが問題になっています。
事件を起こし、逮捕される人やゴミのポイ捨て、騒音で近隣住民への迷惑など多くの問題が起きました。
確かに、ここまで問題になれば、完全に中止することにも賛成です。
しかし、このハロウィンの問題に限らず、0か100で考えるのではなく、「どうやったらできるか?」と考え、折り合いをつけて柔軟に考えることも大切だと思います。
問題や批判されたら、完全にやめてしまうのはもったいないです。
例えば、また、運動会の騎馬戦で怪我人が出た時に「この種目を来年以降、辞める」という選択肢だけでなく、「どのように改善したら、安全にできるか?」を考えることもできます。
ルールを変えることや補助するための教員を増やすなど、改善策を考え、そして試すことで、盛り上がる騎馬戦という種目を継続しながらを問題解決につなげられます。
このように「どのようにしたらできるか?」考えることが、賛成や反対といった枠に捉われずに柔軟に納得感のある結論を出すことができます。
最後に
問題に直面したときに「無理だ、できない」と思ってしまうことは誰にでもあることです。
しかし、その瞬間にこそ、「どうやったらできるか?」と前向きな視点を持つことが、突破口を開く鍵となります。
もちろん、すべてがうまくいくわけではありませんが、失敗さえも次の成功へとつなげる力になります。
0か100かで物事を判断するのではなく、柔軟に「どうやったら前に進めるか?成長できるか?」と考えることが人生を充実させます。
私も趣味の筋トレでスポーツモデルというカテゴリでプロになることが目標ですが、「プロになる」ことを前提に考えているので、それに相応しい行動が取れています!
今回の内容が、何かを始めるときや困難に直面したときに、できることを前提に考えるきっかけになっていれば嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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