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玉ねぎの皮を捨てずに…

今回は玉ねぎの皮でTシャツの絞り染め。
次回作のために試作を兼ねて、古Tシャツを染めてみた。
くたくたになった白Tシャツ。カーキ色をめざす!

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玉ねぎの皮は濃い色が出るので染め感たっぷり!
媒染の種類で黄色やカーキなど色のバリエーションも出るので…もう、我が家では玉ねぎの皮がゴミには見えません。w

布の重さを量り(50g)、その半分くらいの量の玉ねぎの皮(20g)を鍋に。
※鍋はステンレス製を!アルミ鍋や鉄鍋は媒染に影響してしまうのでNG。
水は布の重さに対し約50〜100倍(3ℓ)
30〜60分ほど煮出します。沸騰したらあまりクツクツさせない様に弱中火。
時々かき混ぜる。

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玉ねぎを煮出している間に…柄の印つけ。円弧を5本。
コンパスが無く紐を使った。何でもあるもので代用!(意外と何とかなります)
ペンは布用の消えるペン。

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印に沿って波縫い。ちくちく。

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そして絞ります。
絞りの端に水を少量たらしながら絞るとストッパーになります。(指でトントンと湿らす)ヒダを整え玉結び。

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先ほど煮出した玉ねぎの皮。
出てます!出てます!赤!
火を止め、ザルやこし布などで皮を取り除きます。

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そこへ先ほどの布を投入!
少量の染色なら鍋のままでOK。今回は他にも染めるものがあったので、大きな容器に移し、お湯を足しています。(出がらしをそのまま煮ました)

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染め20分ほど。たまにゆらゆらと布を動かします。(暑いので注意)
Tシャツの首回りや絞った部分などは、軽く指先で押してあげると染料が布に!(ぎゅ、ぎゅ)

染めている間に媒染液を作ります。
今回はカーキ色を目指しているので鉄媒染を。
高田馬場にあるSEIWAさんで購入した「木酢酸鉄液」を使い…
水(2ℓ)に木酢酸鉄液(10ml)を加え、媒染液の用意OK!
黄色に染めたい場合はアルミ媒染。みょうばん等を使います。

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さて、染まっているか?
液からあげた状態がこちら。

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オレンジっぽく染まっています。玉ねぎの皮の色!
これを先ほどの媒染液に入れると…

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こんな感じ!うん、カーキ!
(もう少し緑っぽい色にしたかったな。次回挑戦してみよう。)
よーく水洗いをして(脱水)、絞りの糸を解いて、軽く水洗い(脱水)、陰干し。
そして完成!

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こんな感じに仕上がりました。
試作はバッチリ。さて、本番に…。

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