見出し画像

9月2日 行き渋る息子 プレイバックPart 2.

こんにちは。
待ちに待った、9月に入りましたね。
本日、9月2日。
昨日から息子の小学校では2学期が始まっています。
早速ですが…今朝、息子は「学校に行きたくない」と行き渋りました。

「またか…」 と思いましたが、これは3年前にも経験済み
3年前よりも、私の心臓の鼓動は速くなっていないし、少し冷静な自分を確認しました。

2学期初日であった昨日も、本当は行きたいわけではなかった様子でしたが、行けるぐらいの気持ちの状態だったのでしょう。
「でも、今日は行きたくない。」と涙ながらの訴えがありました。

私は、前回の経験や、その後にこの件について幾度と考えたこともあり、
「そんなに行きたくないのであれば、学校に行く必要がない」と考えています。
とは言え、学ぶことは大切なので、今通っている学校以外の様々な選択肢、もしかしたら区内の別の公立小学校かもしれないし、オルタナティブスクールかもしれないし、とにかくどこでもいいから、彼が所属していたいと思えるコミュニティで学んで欲しいと考えています。
だから息子の「学校に行きたくない」を受け入れることができます。

ただ、この考えは、あくまでも私の考えであって、
夫と共有できているものではありません。
つまりは、私たちの考えは同じではない、ということです。

ちょっと前まで、夫婦間で同じ考えを持つこと、違う考えであれば、話し合いながら折り合う点を見つけることが大事だと思っていました。
なぜか?
なぜでしょうね… 単にそう思い込んでいたんです。
そういうもんだろう、みたいな。

でも、ある講演での登壇者にそのような質問をしたところ、
「そんなのそもそも無理じゃないですか。世の中ではいろんな違った考えを持つ人に出会うわけだから、家庭内だからと言って、統一見解にするっていうのは無理だし、不自然です」と言われたんですね。
そっか!
と思いました。こんな風に、スッと認知が書き換わる瞬間って、たまにですがあったりします。

まあそんなわけで、
学校に行かなくてもOKな私 と なるべく学校に行かせたい夫 が我が家には存在するのですが、
最終的には、夫が息子を着替えさせ、ランドセルを背負わせ、一緒に学校まで歩き、教室までの階段を一緒にのぼり…
結果的に息子は何となく寄り切られたカタチで学校に行きました。
強制的なアプローチではありませんでしたが、今は息子の背中を押してあげる方がいい、と夫は思ったようです。

どっちがいいのかなんて、本当にわかりません。
今日行ったことで、もしかしたら「楽しい」と感じるかもしれないし、
今日行ったけど、やっぱり「つまんない」と感じるかもしれません。

…ちなみに、本日の気づきですが、息子に行きたくない理由を聞くと、いくつか出てきましたが、つまらないというのが大きいようです。
つまらないぐらい、別にいいじゃないか… 
って思うのは、長らく生きてきた私たち大人なのかもしれません。
「それって、ツライの?」って聞いたら、
「ツライよ」と息子。
なるほど、つまらないは許容できない、ということなんだな。
そういうこと、大人は随分昔に忘れて、つまらないに囲まれて生きても平気になってしまったのか。
平気だからって、それは健全かと問われたら、答えはNoだろう。
全くもって、Noである。

いいなと思ったら応援しよう!