ロシアのウクライナ武力侵略の経緯をまったく考えていない塩原俊彦さん
ウクライナがロシアに武力侵略しているかのようなウクライナについて詳しいらしい塩原俊彦さんの記事を読みましたが、正直理解に苦しみました。
塩原俊彦さんは「戦争」とおっしゃっていますが、一方的にロシアがウクライナという国家を世界地図から消すために武力侵略したというのがウクライナとロシアの戦闘の原因です。しかも、ロシアは戦時国際法を完全に無視して、ウクライナの民間人を殺害する目的で戦闘を続けているだけでなく、ウクライナの女性や男性をレイプした後に殺害するというジェノサイドすらなしており、プーチンロシア大統領はそのようなジェノサイドをなした兵士を褒め称えそのようなジェノサイドがロシアの方針であることを隠そうともしていません。
そして、かつてのロシアの武力侵略を停戦で終わらせた前回の歴史から見ても、ロシアがウクライナへの領土的野心を押さえ込むことは一切ないと言ってもよいでしょう。つまり、塩原俊彦さんは武力侵略による報酬をロシアに与える停戦を主張しているだけなのです。塩原俊彦さんはロシアにこそ停戦とジェノサイドによって奪ったウクライナの領土を返還するように主張するのが筋であると思うのですが、なぜロシアにそれを言わないのでしょうか。