魅力を切り口にーCROSS TEAMの歩み
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今日はアドバイザーを務めるCROSS TEAM(クロスチーム)の取り組みを紹介します。どうぞお付き合いください。
そもそもCROSS TEAMって?
ぼくがアドバイザーとして所属しているCROSS TEAM(株式会社クロス・カンパニー)は、障害者とプロフェッショナルが『共創』したデザインを活かして、 さまざまな領域とCROSS(クロス)しています。これまでの取り組みであれば、ANAさん、ミサワホームさん、名古屋プリンスホテルさん、JTBさん、ファイテンさんをはじめとして、多くの企業さんと共創しながら社会への啓発もしています。
これはほんの一例で、最近ではANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会のオリジナルTシャツ、2024年の北海道労働金庫カレンダーでもデザインを採用してもらっています。
こうした共創から生まれる、多様なデザインや活動を通じて啓発の一助になればと思いますし、もちろん何らかの利益が得られればデザイナーたちへ還元していけます。普段は皆さん、福祉施設等に通所しておられますから、いわゆる"副業"です。別にいいですよね。障害がある方は副業をしてはならないなんて決まりはありませんから。
こうした活動が、彼/彼女たちの社会参加の一つの選択肢にもなればと思っています。
どうですか?
障害の有無に関係なく、魅力的に感じるのは僕だけでしょうか。
魅力を感じてくださった方々が、「このデザインはなんなんだろう?」と思ってくださり、自閉症をはじめとする発達障害などを知るきっかけになることを願っています。
ミッション
CROSS TEAMが掲げているミッションは、
・小さなチカラを大きな夢へ、
・チームのチカラを感動へ、
・輝くチカラをクロスして。
です。
これは、ぼくがとっても共感している考え方です。ぼくらが一人でできるこは限られています。普段の支援だってそうですよね。一人ではできなくて、一緒になって取り組んでいきます。ぼくは医療機関にいますが、医療だけではどうにもなりません。ご本人・ご家族、地域の支援者の皆さんと一緒になって考えていくことで、共に成長していければと思っています。
そういえば、有名なアフリカの諺に、「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」というものがあるそうです。
発達障害の方々を取り巻く環境は、この10年で明らかに変わってきています。まだまだ十分とは言えないと思いますが、制度がすすんだことは間違いありません。でも、皆さんの実感としてはどうでしょうか?
ぼく自身は、本来は啓発そのものがなくなること(=世の中の人があたりまえに発達障害のことを理解している)が一つのゴールだと思いますが、まぁなかなかハードルが高いのも現実です。
個人では、Facebook、X、Instagram、note、stand.fm、VoicyなどのSNSで毎日発信しています。前にも言いましたが、ぼくは別にSNSが大好き!というわけではなくて、やらなくていいならあんまりやりたくありません。どんなに気をつけて発信をしていても、誰かを傷つけることもあります。ぼく自身が嫌な気持ちになることもあります。そもそもSNSをやらなければ、これらはかなりの確率で回避できます。しかも、個人で毎日発信したところで、その効果や意味はたかが知れているともわかっています。それでも、必要だと思っているから続けているという感じです。
でも、ぼく自身がCROSS TEAMと共創することで、一人で届けるよりもずっと多くの方々へ情報を届けられる可能性があります。さらに、さまざまな領域の方々とCROSSすることで、その可能性はさらに高まります。
いつかCROSS TEAMで何かイベントを行えたり、地域のコミュニティーになるような拠点を作れればなんて夢に考えたりもしています。
遠い道のりかもしれないし、一人では到底辿りつけない場所です。だからこそ、たくさんの人に助けてもらい、一緒に活動してもらいながら、そうした未来を目指していきたいと思っています。
今日の記事は以上になりますので、参考になれば幸いです。補足はVoicyで話をしますので、宜しければVoicyの方も応援していただければと思います!それでは!
佐々木康栄
セミナー情報
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ここに記載した以外にも、東北支部ではさまざまな取り組みを今後もしていきます。会員の皆さんには、「今こんなことを考えています」というのもお届けしますのでお楽しみに。公式LINEもあり、会員以外の方もぜひご登録ください!定期的に情報発信していく予定ですので、「TEACCHって何だろう?」「興味はあるんだけれども、どんな活動をしているんだろう?」という方はぜひご登録ください!
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