本「人生は攻略できる」-君たちはこれからどう生きるか? お金と仕事と幸せの授業-を読んで。著:橘玲
人生は攻略可能らしい
この本は、橘玲さんが書かれた本です。
はじめにを読んでつい引き込まれてしまい
あっという間に読破です。
読んだけれど、人間とは忘却の生き物。
明日には、90%忘れている事でしょう……。
だからこうしてnoteにメモする事にしました。
幸福とは?
どう生きるのか?
これって、哲学的テーマですね。
橘さんは、幸福の定義を
①好きなことを夢中でやって、いまが楽しい
②あとから振り返って「幸福だった」と思える
の2つだと言っていました。
どうしよう。
この時点で私、満たされています。
よしよし。と思いましたが、
次の所で立ち止まりました。
3つの土台が必要である。
と。
①お金
そう、お金です。
なんて、魅力的なその響き(笑)
これがあれば、
高級レストランや高級ホテルに行き、
家政婦を雇って家事から解放され
自由にのびのびと暮らせるのでは?
そんな、妄想を膨らませながら②へ。
②仕事
なるほど。
元保育士でしたが、今は無職です。
あれ?私は土台がない。
幸福度下がっているのでしょーか!?
いやいや、まだ③が……。
③愛情・友情
そりゃあ、愛は大事。
家族愛はありますって!
友情もまぁ、それなりに……。
あぁ、私、深入りしない広くあさーい
お付き合いが好みかも。
基本、一人で楽しめる。
過去のnoteを読んでも、
偶発的な出会いを好んでいます。
2度目ましてぐらいが一番好き。
おや?
この本には人生攻略に
軽い友情がいいってすすめられているようです。
どうやら評判のことらしい。
これは、私のための本なのかもしれません。
橘さん、攻略法教えて下さい!
ちょっとぐらついている私にも
土台作りの攻略法をー!
この本から得た知見
この本から、
①お金 ②仕事 ③愛情・友情という
3つの土台の攻略法の「知識」と
私が得た「知見」をまとめていきます。
①お金持ちになるのはすごく簡単
橘さんは、お金持ちになる公式を教えてくれました。
以上だそうです。
いや、わかりますよ?
そうでしょうとも。
稼いだ分より支出を減らして、
残りを貯金ではなく投資するってことでしょう?
新NISAも出てきた事だし、
とりあえず余剰資金をぶっこんで放置しろって?
なんと!
そんなに身近に「億万長者」がいるなんて……。
あー、でもわかるかもしれません。
子どもたちが遊びに行かせてもらうお宅の
ゲームの種類とか
習い事の数とか、
旅行先とかの情報で何となく……。
あのお宅も、もしかしたらって。
はい、100億円なんて欲深きことは言いません。
でも、ちょっと気分が落ち込んでいるのですが
どうしたらいいのでしょうか?
!?
すみません……。
よくわからないので、もう一回お願いします。
はぁ、経済学では基本らしいでしょうが、
ちょっと私はわからないので、簡単に書いてみます。
「富の限界効用が逓減して平衡状態になるまで」とは、
お金をたくさん使っても幸せな気持ちにならなくなってきて、
もう十分満喫したなぁ~って思える状態になるまでってこと。
常に、満腹状態がそこにある。
冷蔵庫の中に沢山食べられるものが揃っている状態。
それを金融資産とするならば、
今の日本では〝1億円”が「安心」基準らしい。
だから、みんな「億万長者」に憧れます。
ここまで書いて気づきました。
なるほど。
私が求めていた本当のものは、
お金ではなく「安心」だったのかもしれません。
これからかかる学費やら、
リフォーム代やらをきちんと払えるか
という「不安」を「安心」に変えたいから
お金という幻を求めていたのかもしれません。
でも、よく考えたら
奨学金とか、等価交換とか、紹介割引とか、
世の中にはいろいろと抜け道があるものです。
私が交渉できる材料さえもっていれば。
「安心」を得て、自由な選択をするには
お金の知識はマストです。
こうやって橘さんがわざわざ皮肉を書くほど
日本人は知らないのでしょうか。
お金持ち=(収入-支出)+(資産×運用利回り)
この法則は、
ゲーム攻略の鉄則としてメモしておきましょう。
あの少年漫画の主人公ルフィが叫ぶ
「友達(だち)が……!!!」
「腹いっぱい!!!」
「メシを」
「食える~~~!!!」
「世界!!!!」
をみんなが望んでいるはずです。
ゼロサムゲームじゃなくて、
プラスサムゲームの世界を。
だからこそ、
現実では経済合理主義を切り捨てず
自分の中に落とし込みます。
今の私にできることは、
「ハウスワイフ」を切り上げて
子どもたちを守るために
少しずつ価値を提供して稼ぐことかも。
株の投資先にしても、
プラスサムで見てみると
どこを応援すれば
世界がよくなっていくのか
わかるようになっていくはず。
②仕事とニッチ戦略
橘さんは、世の中を仕事の仕組みを図にしてくれました。
この図では一番左のクリエイターは会社に属さない者。
真ん中のスペシャリストは会社に属する者も属さぬ者もいる。
右のバックオフィスは、会社に属する者としている。
就活の時に、世の中の仕事をこういう目で見ている人は
どのくらいいるのでしょうか?
私は保育士一直線の人だったから、
この視点は考えたこともありませんでした。
我が子が就職する時は、
世の中の仕事の割合がどうなっているのか……
時代の流れが速すぎて、親としても勉強中です。
多くの日本のサラリーマンは仕事に対して
どうやらポジティブなイメージをもっていない
ということは、何となくわかってきました。
私は、保育士を辞めました。
自主的に定年しました。
もう一回同じ仕事をつづけられるか?
と聞かれたらやってもいいとも思えます。
ということは、私のリトマス試験紙は赤。
きっと保育はスペシャリストだったのでしょう。
もしこれが、もうやりきって保育職は完全に捨てる。
未練がない!と思ったらリトマス試験紙は青。
保育士はバックオフィス的な位置だったのでしょう。
食べるためだけのお仕事。
急に、伽藍とかバザールとかが出てきたので説明を。
橘さんは、日本の閉鎖的な会社を伽藍という場に例えていました。
伽藍(がらん)。
私は見たことがないのですが、
どうやらお寺とか聖堂とかで行われているお店で
いつもの人たちがお店を出しているらしいです。
だから、いつものメンバーだけの空間で閉鎖的。
日本のスクールカーストや、サラリーマンがいるあの空間。
対してバザール。
ここは、誰でもお店を始めてよくていつでも退出可能。
自由ですが、ライバルが多いため知られてないお店は
売れなくて、じり貧になるばかり。
何だか、ネット空間のような場所。
フォロワーの多いインフルエンサーばかり目立って、
最近アカウントを作ったばかりの人は見向きもされない。
少し怖い気もします。
人生を攻略するためには、
仕事の分野で目立ってなんぼの人になれってことらしいです。
私、日本人。
目立つのイヤー!
って思いが自然に出てくるのですが?
なるほど。
そんなに目立たなくてもいいんですね。
いや、地下アイドルとか十分目立っている気がするのは私だけ?
③社会資本は自分軸から
そんなの、ここまで読んでくれている読者さんなら
わかるに決まっているじゃないですか!?
…
…
…
ほら、あれでしょ?
すべては、人が運んでくるっていう。
ふぅ。
ほら!当たっているはず。
うん。ね!
ネットで拡散して多くのひとが共有するってやつが
まぁ、社会資本ですよね。
え?
人に関してもっと面白い話があるって?
働きながら世界を旅する若者たち
これは橘さんの実話。
インドネシアのバリ島のインターネットカフェで。
ずいぶん前です。それこそスマホがなかった時代。
夕方、1台だけ空いていたパソコン。
予約が入っているので、30分なら使えるとの事。
急いで橘さんは、日本にメール送ります。
パソコンを予約していた金髪の若者がやってきました。
彼に「悪いね、すぐ終わるから。いまから仕事?」
話しかけると
毎日会社に通うなんていや。
せっかくいい波が来ているのに、朝から働くのはバカバカしい。
時差を使えば、こっちで夕方までサーフィンを楽しんでも
ヨーロッパ時間では今が朝の9時。
ここからちょっと働いて、その後夜中には踊りにいく。
という答えが返ってきたそうです。
ほぅ!わたしもびっくりしました。
でも、こんな生活……私は憧れませんでした。
ただ、この人とお友だちになりたいって思いました。
それだけ世界を股にかけてお仕事するには、
いろいろな経験をお持ちでしょうから。
お話がすごくおもしろそう。
(しまった。私、英語が話せない……。)
社会資本のカタチはどんどん変化していきます。
我が子へ伝えるならば
やっぱり、
英語は話せると便利なのだろうな……と思いつつ
我が子に「英語習ってみる?」なんて提案したら
「いや!」と一蹴されてしまいました。
まぁ、あの子たち理系っぽいしな。
こうして、本を読み
ズレまくった提案をした母は、
1つだけ我が子にメッセージを伝えるとしたら
何があるのか?を考えました。
考えてもズレるだけなので、
引用することにしました。
この本を書いた橘先生から
若者たちに向けてメッセージが書いてあるよ!って。
ありがとうございます!
橘先生!
息子たちは、ラッキーボーイです。
少子高齢化を逆手にとって、
ポジティブにレアカードとして生きろと伝えておきます。
ここに書ききれないほど、
参考になる話がまだまだあるので、
(100倍の法則とか)
気になった方は読んでみてください。
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