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子どもにスマホを与えることについて、ママさんたちと雑談したら



事の発端


来年から、部活が始まる次男。
部活見学OKの日があったので、行ってきました。

本日は、サッカー、バスケ、音楽。
次男のお目当ては兄がいるサッカーでした。

が、
同じクラスのお友だちが見学に来ていたので、
なぜか鬼ごっこが始まり、見学そっちのけ……。
ですよねー。

とり残されたママたち。
「あ、どうもー。」みたいな感じで
自然と雑談になりました。

部活は、もうサッカーで決まっているので
本日のメインは終了。
もう、ママたちの情報交換会。

この時、頼りになるのは先輩ママ。
次男はあまり心配してませんが、
長男はもうすぐ中学生。
The 思春期。
男の子ママさんたちが多かったので
中学生のお子さんをもつママさんに
現状を聞いてみました。
(いや、実際は会話を耳をダンボにして盗み聞き)

うちの学区の中学生は

ひとくくりに中学生といえども、
地域によって雰囲気は異なるもの。

私も名古屋市内の保育園を点々としたり
先輩保育士の話を聞いたりしてわかってきました。
地域格差というものがある。
この格差は、知能レベルと生活風土によるもの。

先輩から伝え聞いた話によると、
あの辺の地域はね、
伊勢湾台風の時に家が亡くなった人たちが
集められた地域なの。
川で仕切られたのよ。と。
結婚とかは、身近な人でしちゃうから。
だから集まるの。と。

あっちの地域は、裁判所とかが多いから
お堅い保護者が多いわね。
怪我とかはすごく気をつけないと……
訴訟ものよ。
でも、きちんと話は通じるわ。
保育園から貸したものもきちんと返ってくる。

いろいろな保育園を経験してきているので
出るわ出るわの体験談。
これはこれで面白かったのですが、
では、我が家の地域は?というと
住んでいるからなのかよくわかりません。

これは、実際に中学に通っている
先輩ママの意見がすごく大事です。
この地域の中学校ってどんな感じ?

「あぁ、先生によるよね~。
あの中学、部活は野球部の存続が難しいみたいだよ。
合唱部だけ残るみたい。」と教えてもらいました。
名古屋では先生の負担を減らすために部活動を改革しています。
その一環でなくなる部活動もあります。
そりゃ、そうだ。

「だから、帰宅部が多いよね~。」
「中学生からスマホ渡すからゲームばっかり。」と。

おぉ。そうなるのかー。
というか、最近は中学生でスマホを持つんですね!
私は高校生ぐらいかと……。

「小学生でスマホ持っている子もいるけどさ、
ろくなことにならないよね~。あれは。」と。

確かに、使い方を説明せずに
スマホだけを渡すといけないですね。

「お兄ちゃんは、一応時間制限してるけどさー。
何か彼氏彼女になるとLINEをずっとつなげっぱなしみたいよ?」
「あれさ、家庭内の雑音とか全部入るんだよね。
正直、めいわく。家族の個人情報筒抜けじゃん。」

!?
何ですと?
ありえない。そんなことが日常的にあるなんて。
中学生、高校生でそれをやっている子が身近にいるとしたら
その文化まわってきますよね。

「あー、でもさ逆にそれがないならならいで心配にならない?
一応うちの子を好きになってもらえる子がいたって安心するじゃん?」
「たしかにー。」
「今はどう?」
「えー、うちは○○ちゃんの名前がでるよー(笑)」
「あの子って同じクラスだっけ?」
……と和気あいあいと続いていく会話。

コミュニケーションツールとして

母は、びっくりしました。
そうか、今はこんな世界なのか。
子どもたち、大変だな。
ファイト。

夫に話すと
「え?まだやってんのそれ?」
と返されました。

夫は、知っていたのか―。
私は疎すぎて知らなかったです。
「まぁ、そんな事になったら
僕が横で大声で歌えばいいんでしょ?」
と冗談交じりに笑っていました。
というか、そもそも
女の子とコミュニケーションができるか心配。

スマホは今の時代必須でしょう。
私自身はお金がなくて学生時代は
もたせてもらえなかったコミュニケーションツール。
部活の連絡とかも把握が難しかった記憶がありますが、
あれがあったからこそ、自分で勉強して携帯の料金とか
使い方とかは自分で調べて規制できています。

でも、ただ道具を与えられるだけだったら
そんな裏の事、自分から調べるはずはありません。
人は、切羽詰まってやっと学び始めるものでしょう。

とはいっても、
我が子にわざわざピンチを与える必要もないので、
ルールを決めて話し合ってからスマホを渡すのがよさそうです。

では、何を参考に?
とりあえず、図書館の電子書籍にあったやつをパラパラ。

↓名古屋市教育センターが、
アメリカであった母から息子への契約書を提供してくれました。

名古屋市教育センターHPより

いろいろ見ていましたが、
これ!っというものがありません。
そもそも、我が家用にカスタマイズする必要がありそうです。

うちの子なら、何を伝えてあげたらよくて
どの部分を任せていくか。
お金やデジタルタトゥとかも気になるけど、
裏のアルゴリズムとかも知っておいて損はないよなー。

そもそも、
ルールなんて忘れるに決まっているんだから、
使いこなせるようにまずLINE家族を作って
練習していくのが一番いいのかも。
実践から学ぶスタイルで。

うん。
これが一番いいような気がしてきました。
言葉は生き物。
コミュニケーションもその場のノリが大事ですから。
ガチガチにルールがあったら嫌になります。
その都度、失敗もさせながら少しずつ練習させていく事にします。
その中で、子どもと一緒にルールを作っていくのがいいのかも。
きっと、すぐに子どもたちは私たちを追い抜いてゆくでしょう。
それに負けずに、母も使いこなしていこう。

とりあえず、今日はそんなところで。



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