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読書本まとめ

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和の読書記録です。本からの気づきをいろいろ書きます。
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2024年4月の記事一覧

【読書記録】傲慢と善良 これすごい。

気づいたら、一気読みだった 齋藤孝さんの本におすすめされていたこの本。 引用力がすごい名著だそう。 やっとこさ、読了。 最初は、ミステリーかなって思って読み渋りをしていたけど、違った。 内面の成長物語じゃん! おもしろい。読みごたえがある! そして、気づけばどこの本屋にも平積されてる。 これは、売れる本だ。 子ども心を持ち続けてしまった大人の話。 婚活小説として手にとった人も考えさせられる。 主人公の架と、真美はそれぞれ 傲慢さと善良さの性質をもち 嘘の事件から過去を

病院で出会った本たち

読もうと思っていた本ではなく、 白い病室での気分転換のために 買った雑誌。 今は、外へは出られないからこそ お出かけに憧れます。 人は持っていないものを望みたがる、 そんな事を身をもって体験しました。 写真が沢山ある雑誌は 心の中で私を外に連れ出してくれました。 息子が元気になって、 私のサポートがいらなくなったら 今度、あそこへ行こう! こんな場所、知らなかったな。 新しいお店を脳内開拓していきます。 そういう発見がありました。 息子が手術をしている約40分。

クリエイターさんは知っておいて損はない。本「気持ちを表すことばの辞典」を読んでみて

正直、辞書を読むのはハードルが高い言葉のお仕事をしている方は、辞書を引く。 それが日常で、言葉というものに敏感に生きています。 そんな事を知ったのは、ここ最近です。 大人になってから辞書を引くなんて、 それが普通の世界があるなんて、 こうやって毎日文字を書くようになるまで 見えなかった世界でした。 それでも、今の私にとって 辞書を本代わりに読むのは、 少しハードルが高かったのです。 そんな時に出合ったのが、この本でした。 文字ばかりで味気ない辞書だけど、 イラストを