スイッチのコントローラーと英語
私は、「スイッチのコントローラー」を扱う感覚と英語を話す感覚は似ていると思うことがあります。
子どもは「スイッチのコントローラー」の使い方を習わずして、勝手にボタンを押してみながら、ゲームを進めます。押しても動かない場合は、別のボタンを押してみる…と試行錯誤しながら扱い方を覚えていきます。
英語の場合、「walk」と言われれば、直感的に「歩く」動作をします。「NO」と言われれば、「ダメ」なんだな、と理解します。
一方、日本語の場合は、「歩く」動作をさせたい時、「歩きなさい」「歩いてください」「歩きましょう」など様々に言い方があります。「歩く」と言われても、直感的に行動できないのです。日本人は、幼児期からこのようなの言い回しを使い分けて行動します。小学生になれば、ひらがな・カタカナ・漢字の書き順から学習します。「スイッチのコントローラー」で言えば、「Aボタンを押すと飛ぶよ」や「BボタンとRボタンを押すとダッシュできるよ」を使い方を程細かく勉強しなければならないようなものです。
私は、その違いの差が言語習得の妨げにあるものだと考えています。
ただ、私は「日本語」も「日本の教育」もこれ以上にない素晴らしいものだと思っています。
では、どうするべきでしょうか。私の考えとしては、「日本の教育」を大事にしながら、頭を切り替え、「直感的な学習法」を取り入れることが、英語学習では必要ではないか思います。パソコンやゲームに触れる機会の多い現代の子どもたちには難しくないことだと思います。
そして、大人になっても「スイッチのコントローラー」は直感的に使えるものと思います。英語学習も同じです。大人になっても「学習法」を取り入れれば英語を話せるようになります。
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