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行動が止まる原因は何か

どんなことでも理由や原因があります。
それを自覚しているようで自覚できていないことが多くみられます。

例えばメンバーを集めようと動いていくとして「わたしは人に嫌われたくないから、なかなか声かけることが出来ないんです」と言われている方がいるとします。確かに(こう声かけたら嫌われたらどうしよう・・・)などの自分の気持ちには気づいていらっしゃるようですが、本当の理由はどうでしょうか。
嫌われないとして、声かけて「いいよ」っていわれてメンバーが増えてしまったら、どうなりますか?その結果人が増えると自分の負担が増えてしまうことや人間関係のトラブルが起こりうることが面倒、、と感じた場合は本当の理由は声をかけること自体というより、その後の起こりうる結果だったりということも考えられます。

本当の理由や原因は「こうなったら」のパターンをかなり深掘りしないと分からないこともあるのです。

行動が止まる原因がわかり、そこへの対策ができれば、行動が出来ます。
やらない理由がないからです。


ただ、表面上の理由は解決したとしても、また行動は止まります。
根本を解決しないと原因は残ったまま=行動は止まるからです。


いやいや、いつも継続できないんだ。
そういう性格なんだ

そんな方でも何かしらの継続は生きていく人生でしているはずなのです。
毎日仕事へ行く、食事をする、歯磨きをする、毎日継続出来ている方は出来ないことに対しての理由や原因が必ずあるのです。

ではどうしたら自分で原因を探し出し、行動が出来るようになれるのでしょうか。

一番手っ取り早いのは
「あなたと同じことを言っている誰かがいたら、あなたはどう答えますか?」
自分を俯瞰するように、まず目の前に現れた誰かが同じことを言っていたら、あなたはなんとアドバイスするでしょうか。

「すぐ飽きっぽい性格だから行動してもすぐやめてしまう」
なぜ飽きてしまうかの理由は?
「色々なことに興味が出てしまう」
とてもいいことではありますが、それで困っていることはなんでしょう?
「それだと自分がやりたいことを何も継続できない」
逆に継続したいことはなんですか?
「今のところは〇だけど、また変わるかもしれない」
それで困ることはありますか?

このように自分に自分で問いかけていくのです。
わたしはセッションでこのようにご本人からお話を伺いながら
本当の理由を探していきます。
自分で自分に問いかける方が難しく、聞き手がいることで
楽にアウトプットしていくことが出来るからです。
コーチングに似ているところはあるかと思います。

ただ原因を本能的に避ける理由がある場合
怖いけど認めたくない
だから別の理由を作り上げて怖いと受け止めることをしない
本人にも気づいていただけるように時間をかけて振り返っていただきます。

わたしも同じで、自分の至らなさや弱さを認めてしまうと
その自分に支配されるようで嫌だからと思うこともありました。
ですが、受け入れてみれば逆の強みも活かすことが出来ます。
否定的な出来事に人は支配されがち。
あるものよりないものを常に感じやすいです。
それすら受け入れてしまえば、
物事に支配させないよう、自分の強みを活かすことを考えたらいいのです。

継続出来ない理由探しにはとことん時間をかけて向き合っても
それ以降の人生を考えていくとかえって近道だったりします。
もう行動が止まる理由を自分が知っているわけですから。

そして自分を知るのは面白いです。
こんな自分もいいよね
こんな自分もかわいい
だけどやれるようになるのにはその方法を自分を知って考える。

わたしなんかはこの繰り返しの中で時に
自分を悲観してしまうこともありますが、
そんなわたしすら「一生懸命生きててえらい」と
今日もまた行動していくので。

ロボットではい人間味が楽しめるようになったら
ゴールはすぐそこです☺

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