こどもの発達障害について
こどもの発達障害については、親御さんは気になるところはあるかと思います。
先日SNSで「うちの子は2歳なのにママと言えません。受診した方がいいのか悩んでます」というママさんのつぶやきを目にしました。
親切な別のママさんたちからは「うちは5歳ですが、まだ同じように悩んでるので様子みてます」や「うちもそうでしたが、今12歳で話せてるので大丈夫です!」などの返信が見受けられました。
おこさんの発達段階はその子その子によって異なります。
「うちが大丈夫だった」はひとつの例にすぎません。
今日は発達障害についてお伝えします。
★知能能力障害
幼児期から精神発達全体が遅れた状態で、一般的には「言葉の遅れ」から発見されます。
原因は様々で、特定できない場合もあります。
治療としては支援の領域です。
”その子が何が出来て何が出来ないのか”こどもの障害の特性を把握することが大切です。
行動に問題が生じたときに(自分の頭をたたく・うろうろするなど)「どのような場面でどのような刺激のもとでおこるのか」「その行動がその子にどんな意味をもっているのか」「過去にどんな対処訪が有効だったか」と問題意識で対策しながら、こどもが過ごしやすい環境づくりを行っていきます。
こどもの精神発達には個人差があり、ある時点で知的能力障害
と判定されても、あとで正常範囲内の知能になることもあります。
★学習障害
特定の学習の領域能力がこどもの知能から予想されるより低く、そのために学校での学習や日常生活で困難な事態が生じている状態です。小学1年生の終わりくらいにひらがな文字の読み書きが困難だったりが目安になります。
★コミュニケーション障害
・言語症
言葉を理解したり、言葉を話す能力の発達が遅れている場合を言います。
・小児期発症流暢症(吃音)
言葉のだしどころでその音がでてこない・その音を繰り返すか、同じ単語を繰り返し発音してしまう状態です。
2~9歳に症状が出てくる場合が多いです。
吃音の有病率人口の1%男子に多いです。
軽症だと治療はなくとも10代のうちに自然に治ることも多いです。重症だと成人まで症状が持続し、完治が難しいと言われます。
言語聴覚士による治療を行っていきます。
おこさんの発達段階には個人差があり、親御さんでは判断が難しい場面もあります
まずはかかりつけ医もしくは専門機関に相談してもらうことが先決だと考えます。
毎日Instagramでこどもに関するインスタライブやっています。
ぜひ遊びに来てください☺