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こどもの溺水について

令和元年にこどもの不慮の事故における死因で3番目に多いのが溺水です。5歳以上では最も多いです。溺水で亡くなった53例のうち、家庭内事故が26例と言われます。
今日はこどもの溺水についてお伝えします。

★原因
4歳以下では家庭内の浴槽で溺れる事故が多いです。
5歳以上になると屋外での溺水事故が増えます。
こどもは溺れるとき声をださず静かに沈みます。
たった2.5㎝以上の深さがあれば、乳幼児は溺れる可能性があります。水中での時間が5分を超えると神経学後遺症を残しやすいです。

★応急処置
すぐに引き上げ、その直後から泣いているならほとんど心配はないが、救急外来を受診した方がいいケースもあります。
名前を呼ぶ、軽く叩いてみる、泣かずにぐったりしていたりする場合や呼吸もない場合は救急車を呼びましょう。

★予防
浴室に鍵をかけてこどもが入らないようにしましょう。
大人が髪を洗っている間はこどもを浴槽から出しましょう。
入浴後は浴槽のふたをする、お湯を抜く
入浴時に浴槽で浮き輪をつかわないなどの工夫もしましょう。

屋外ではライフジャケットの使用、川の急な増水に備えるなど事前に気象情報を確認しましょう。

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