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こどもの骨折について

骨がこわれることでひびや骨折、骨の一部が欠けたりへこんだ場合も骨折です。骨に力がかかって発生します。
成長過程にあるこどもの骨は弾力があり、骨幹部では隆起骨折や若木骨折、力に弱い成長軟骨がある関節周囲では骨端骨折などこども特有の骨折もあります。
今日はこどもの骨折についてお伝えします。

★症状
骨とその周囲は神経と血管が豊富なので、骨折をするとその部位に
痛み腫脹が出ます。
骨折がひどいと動かせなくなったり、外見が変形したりします。
乳幼児の場合は腫れが少なかったり、骨折部位ではない部分の痛みを訴えたりします。

こどもからの痛みの訴えに親は
「歩けるから大丈夫」
「関節は動くから骨折じゃない」などと判断せず
触ると泣く・手を使わない・足に体重をかけられないなどの
様子が見られた場合は受診しましょう。

★診断
十分な視診と観察で痛みの部位を予測し、最小限の触診から骨折部位を確認し、レントゲン撮影をします。

★治療
その骨折の程度により、保存療法・手術治療を行います。
保存療法はギプスなどで固定し、1,2か月で安定させます。

こどもはよく転び、よくけがをします。
こどもの骨折は転倒や転落によるものがほとんどです。
(骨折したかも・・)と心配な状況でなくとも
骨折しているケースもあることを理解していただき、
早期に受診していただくことをお勧めします。

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