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こどもの副鼻腔炎について

副鼻腔は頬、両目の間、額の下の骨の中にあります。粘膜でおおわれた空洞でそれぞれが鼻の中とつながっています。
風邪などで鼻の粘膜に急な炎症がおこり、それが副鼻腔の粘膜に広がって副鼻腔炎を起こします。
今日はこどもの副鼻腔炎についてお伝えします。

★症状
鼻がつまったり、ねばっこくて色のついた鼻汁が多くでます。
においがわかりにくくなったり、鼻汁がのどにおちて咳の原因になることもあります。
鼻閉によって頭がぼーっとして勉強が手につかなくなることもあります。
頭痛や発熱を伴うこともあり、鼻がつながっている中耳に影響を及ぼし、急性中耳炎・滲出性中耳炎をきたすこともあります。

★検査
鼻の中、のどを診察したうえで必要ならレントゲンやCT検査を行うこともあります。
炎症の原因となっている細菌の検査を行い、治療の参考にすることもあります。

★治療
鼻汁の吸引や薬の噴霧による鼻の処置・抗生物質などの薬を副鼻腔に送り込むネブライザー療法などを行います。
急性副鼻腔炎は適切な治療で1.2週間で治ることが多いです。
ほっておくと長引いて慢性副鼻腔炎になると治療に時間がかかります。

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