ママ向け行動管理説明会開催しました
11日にママ向けに日常で活かしていただける行動管理説明会を開催しました。テーマは「こどもを早く寝かせるには」
自分自身が行動管理していくことももちろんですが、
こどもや仕事であれば部下に行動管理をしてもらえるように
どうしたらいいのかの解説となりました。
前提として自分の管理だけでなく、誰かの管理となると
難易度は上がります。ただ、お母さんたちはうまくこどもが動けるような工夫を日頃からされているので、今回参加くださったママたちもうまく工夫して早くこどもが寝れる環境を作っていらっしゃいました。
何が正解などはないので、その子その子に合わせてあげることが1番かと思います。
昨日新たなモニター様とのお話を振り返りながら、わたし自身もサポートするにあたり、その方の状況などを自分に置き換えて作戦を立てます。
「だからこうしてください」でなく、どの方法でならモニター様がスムーズに行動できるかをひたすらに考えていきます。
以前SNSで拝見したお話があります。
アメリカの打撃コーチは1番朝早くに来て1番最後に帰り、ずっと練習を見ています。一向に教えてきません。選手は「何見てんだ、仕事しろよ」「教えて来いよ」と思いました。
あるとき、タイミングの取り方が分からなくなってそのコーチに聞きに行きました。「タイミングの取り方を教えてほしい」と。
待ってましたとばかりにアタッシュケースの中から選手の資料を準備万端で連続写真などからいい時・悪い時など「今こうなっているから、こうしたほうがいい」などを教えてくれたといいます。
「この資料、俺が聞きに来なかったら使わなかったの?」と聞くと
「使わない」求めてこない者に対して教えても意味がないと。
そのコーチがよく言っていたのが日本人のコーチはもしかしたら、選手をコントロールしようとしているんじゃないかと。人はコントロールできない、自ら求めない限り行動することはない、だから内発的動機付けをいかに生むような関わりをしなくてはいけないと言っていたそうです。
自分で考えさせる文化、考えてもわからなくてアドバイスを求めてきたときに指導者はそのアドバイスにこたえてあげるというリードマネージメント。
わたし自身も情報として行動管理を発信はしますが、サポートするにあたっては初手の行動以外は全てご自身で考えていただきます。
自ら考えながらでないと活用は難しいと感じるからです。
わたしがいない状態でモニター様がしっかり行動管理が出来ることがゴールなので、わたしの指示待ちでは困りますし、意味がありません。
その分、アメリカのコーチのように、あらゆる側面からその方に合った行動はどんな方法がいいのか、どんな方法であれば継続できるのかを自分のことのように置き換えて考えていきます。そうすると頭が常にフル回転なので眠れない日々が続きますが、その方の今後の人生の長さを考えると、今わたしが関わりを持たせていただく時間から好転することの方が喜びです。
行動管理を活かしていただければ必ず行動が的確に継続できるので
そのためにわたし自身も全力でサポートしています。
わたしの大好きな経営者のひとり、森岡毅さんの言葉に
「to be nice to be cool」本当に優しくあるためには冷たくなる必要がある
人が自発的に行動する方法は目的となることが頭で思い描けるようにすること、まさに子育てと同じで、こどもが(楽しそう)と感じて早く動くことが出来るようにモニター様が(やればすごく楽しいし、嬉しい)を感じられる未来をわたし自身が思い描き、そのための手札を複数準備しながらも、モニター様ご自身で考えていただくことで自身での活用に繋がると感じます。
初手ではなかなかイメージが難しいため、わたしの方で提示していきますが、2回目以降はご自身で考えていただくことで「動ける」を実感でき、継続まで繋げられるようサポートするということです。
だからこそ楽しくもあり、難しくもありますが、わたしを求めてくださったモニター様たちに感謝し、今後も精進していきます☺