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9月は「小児がん啓発月間」です!

以前、こどもの病気についての投稿で「小児がん」について
お伝えしました。あまり一般的ではないとはいえ、少しでも多くの方に
こどもの小児がんを知ってほしいという思いから投稿しました。
今月は小児がんの啓発月間なので、こどものがんについてお伝えします。

こどもにもがんがあります。
こどものがんは大人の癌に比べて進行が早く、転移しやすいという特徴があります。多いのは白血病や脳腫瘍です。

☆白血病
血液のがんです。リンパ性・骨髄性があり、急性リンパ性白血病が約70%を占めています。
☆神経芽腫
交換神経節にできるがんです。初期は無症状ですが、進行すると食欲不振・顔色不良などの症状が出てきます。
☆脳腫瘍
脳にできるがんです。乳児期に発症すると大泉門が張ってくることがあります。

乳幼児期からみられるこどものがん。
小児がんは抗がん剤などの治療が効果が出る傾向がありますが、
こどもは成長発達段階でもあり、経過観察が重要になってきます。

小児がんの罹患数
0歳~14歳のこどもが年間2000人前後が小児がんと診断されています。こどもの死亡原因のうちがんを占める割合は全体の1割です。
0歳は1%に満たないものの、5~9歳では死因の役割を占めており、死因の第一位となっています。

こどもの死因順位
0歳   第1位 先天奇形、変形及び染色体異常
      第2位 周産期に特異的な呼吸障害等
           第3位 不慮の事故
1~4歳     第1位 先天奇形、変形及び染色体異常
      第2位 不慮の事故
      第3位 悪性新生物(がん)
5~9歳   第1位 悪性新生物(がん)
      第2位 先天奇形、変形及び染色体異常
      第3位 不慮の事故
10~14歳 第1位 自殺
      第2位 悪性新生物(がん)
      第3位 不慮の事故

厚生労働省「令和4年人口動態統計(2022年)」より

身近に小児がんのこどもがいなかったとしても、全国に小児がんと
戦うこどもやその家族がいます。まずは知っていただきたいです。

そして、支援も様々な形があります。
わたしは名古屋在住なので、こちらから寄付という形をとりました。

小児がんのこどもへの支援は「小児がん 支援」で検索していただければ、
様々な取り組みがされており、わたしたちにできることの選択肢は用意されています。

わたしがこどもの頃、(1円はみんなくれる。日本中回って日本全国の人から1円ずつもらえば、わたしあっという間に億万長者になるわ)と考えたことがありました。1円で生活がひっ迫する人は日本では少ないかと思います。こどものわたしが考えていたように、1円でも協力者がいるということが大きな力になると今でも思うのです。
みなさんの出来ること、1円を今すぐ寄付していただければ
人口のたった半分でも5000万という大きな力になり、それで小児がんの治療の研究が進み、ひとりのがんのこどもが今より効果ある治療がうけられる未来へ近づけます。
もちろんお金でなく、時間の提供という形でボランティアという選択肢でも同様にこどもたちやその家族の助けになります。

塵も積もれば山となる
出来ることから、とわたしは考えて行動します。
みなさんにも9月の小児がん啓発月間にぜひご検討をお願いします。

毎日Instagramでライブ配信中です。
ぜひ遊びに来てください☺




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