BtoCの派遣モデルでは派遣する人材属性によって、顧客満足度が大きく変わるのではないか
採用する時に、採用像やターゲットを意識し採用ファネルを考えるのはごくごく当たり前の話。
僕が運営しているカメラマン撮影出張サービスでは、
出張するカメラマンを採用して教育する。
そして撮影案件が途切れないように、
拡販施策やマーケティングも重要な仕事。
でも、最近気付かされたのが採用するカメラマンの属性によって、利用者の満足度が大きく変わってくるのではないかという事。
運営している出張撮影サービスは、マッチングアプリのプロフィールに特化した撮影サービスで、利用者の平均年齢も20代後半〜30代前半が多く、真剣に恋愛をしようとしている人達。
いわば、「これから恋愛を頑張ろう」という人達が、
恋愛のスタートラインとして、まずは写真から綺麗に揃える。
一種の恋愛の儀式のようなところに僕たちの「出張撮影サービス」がはまっている状況。
そして、本題。
利用者の満足度は、撮影するカメラマンの属性によって大きく変わるのではないかという、仮説。
大きく、変わるのがポイント。
小さくではなく、大きく変わる。
真剣に恋愛を求めている人に対して、遺伝子レベルでカッコいいモデルみたいなカメラマンより、結婚していて落ち着いてる綺麗な女性の方が良いだろう。
あるいは、女子がキュンとする仕草やポイントを教えて貰いながら撮影してくれる女子大学生の方が良いだろう。
「女性」との出会いを真剣に探している男性利用者からすれば、
女性目線での写真撮影という観点で、よりマッチングアプリで出会える再現性の高い「写真」として完成する。
これが若い大学生男子や、僕たちのようなブサイクもなく、イケてるオーラのある若男子に撮影されると、どこか恥ずかしいもしくは腹立たしい気持ちにもなる人もいるかもしれない。
そして、カメラマンに求められるのは撮影スキルではなく、
コミュニケーションを通じて良い表現を引き出したり、「撮影」を一つのイベントのような「現体験」としてもって帰ってもらう。
そうすると、カメラマンは女性の方がインパクト高く、
視覚的欲求も満たされ、顧客満足度は最大になるのではないだろうか。
という、採用属性によって利用者満足度が紐づくので、採用ファネル・採用属性を明確にして採用することが大事だと学びました。
明日は小売りについて書こうと思います。